内容説明
そこは、すべてのおりょうりがさいこうで、とくべつなレストラン。ショートケーキをオーダーしてみたら…
著者等紹介
中垣ゆたか[ナカガキユタカ]
北九州市小倉生まれ。帝京大学経済学部卒。2005年からイラストを描き始め、雑誌や書籍、CDジャケット等で活動。2013年『ぎょうれつ』(偕成社)で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
29
かこさとしさんかと思って手に取ったら、楽しいレストランのお話でした。あははなあにこのお待たせっぷり。食材って本当に面白いな。2023/12/27
Mayuko Kamiwada
5
孫の誕生日のお祝いにやってきたレストランは特別なレストラン。全てのお料理が最高なお店。いちごのショートケーキを注文するとレストランの従業員が一斉に走り出す?!生クリームやバターなどまず一から材料を作り出すところから始まる。さて、無事に最高のいちごのショートケーキができるのか?注文してから材料を作るというクレイジーなレストラン。果たして注文してからすべてが揃い、調理するまでにどれだけの歳月がかかったのだろうかと想像するだけで気が遠くなりそうだ。待った分だけ、その料理が美味しく感じただろう。2024/07/09
遠い日
2
「最高で特別な」お料理を供するレストランならではのこだわりが、読みながらだんだんわかってくるや、にやにやが止まりません。どこまで行くんだ⁉︎どこまでやるんだ⁉︎と……。案の定のラストで大笑い。そして、お話は終わらない。中垣ゆたかさんにしては白の地色を生かした、いつもより描き込みの少ない絵で新鮮な印象を受けました。2023/12/31
しみよ
0
3分半 物はどうやって作られるか、近年は生産者と消費者の距離が離れてしまったため、この原点を紹介することと、そこにかける愛情を見られるのがよい! できてみたら、もう何年も経っているという(笑) ナンセンスだけどブレてない絵本。 絵もカラフルでシンプルなのに賑やかで、オシャレ 日本人の絵なのね。2024/06/16