内容説明
大自然に春夏秋冬があるように、人生にも四季があり、ふさわしい生き方がある。十全が長年、構想を温めてきた名言集シリーズ、秋編より刊行開始。
目次
第1集 人生の秋の季節は、実りの時である(天寿百二十歳の真ん中の六十歳が、壮年と老;六十歳の定年となったら、ここでしっかりと ほか)
第2集 生涯現役への準備、足固めをはかる(雑念妄想に妨げられなければ、磨き清めた鏡;織田信長は、人間人生五十年下天のうちをく ほか)
第3集 生涯現役時代を生きる気構えを持つ(晩学の比喩として「八十の手習い」というが;人生は、時の計画である。時の上にしっかり ほか)
第4集 「気」で精神と肉体を充実させる(私は五十歳すぎから、「気」の宇宙真理の研究;年齢を忘れて、つい無理をして、体力や気力 ほか)
著者等紹介
河野十全[コウノジュウゼン]
明治30年10月10日、群馬県吾妻郡中之条町に生まれる。17歳上京、中央大学に学び、実業界に入る。戦後は人間の研究に没頭し、昭和27年人間研究所を開設、続いて真理生活研究所を設立。人類の幸福と平和のため、主義宗派を超えた宇宙審理を探り、遂に人間生命の根源たる真空妙有の世界「気」を体得した。宇宙的視野から人間の生きる根本の道「宇宙憲法」と「基本人憲」を提唱。月刊「人間」発行。真理生活研究所所長、日本長老会専務理事、日本百歳会理事長として、百歳を越えても、精力的に活動していた。本名、義
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