出版社内容情報
戦艦大和、ビスマルクを擁する日独艦隊と米艦隊がインド洋で激突。壮絶な艦隊戦を制するのはどちらだ!? 架空戦記巨編。
内容説明
「我々はナチに与する者にあらず」という意思を、ハルゼー提督たちに示した西城と橘。だが、日本へ向けてマダガスカルを密かに出航した枢軸艦隊の行く手には、ノース・カロライナ以下戦艦三隻を擁する米戦艦部隊と英米の大航空部隊、そしてハルゼーの第七任務部隊が立ちはだかる。「いずれ共闘すべき仲間」との思いを胸に秘め、今はそれぞれの立場で戦うしかない両軍将兵たち。紺碧の海で繰り広げられる大海戦を制し、勝利を掴むのはどちらだ!?―。
著者等紹介
三木原慧一[ミキハラケイイチ]
1996年『超弩級空母大和』でデビュー。緻密でドラマ性の高い戦記執筆を目指す。現在、東京近郊に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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三毛招き
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抽象的な「悪のドイツ」ではなくナチズムの忌まれるべき理由まで書いた傑作。/ただし、その分だけこの世界の日本が見えない気がする。短い故にかけなかったんだろうか。2011/02/21
Meistersinger
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第一巻の時点では、どれほどのトンデモになるかとおもってたけど、泣ける話にしましたか。けど、あそこまで行って尚かつ日米が戦わなきゃいけないという説得力はあっただろうか?ハルゼーがひたすら格好いいけど2009/12/24
YS-56
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これはもう一冊必要だったんでは…。海戦パートがごっそり抜け落ちたみたい。2009/12/21