出版社内容情報
65歳以上の約5人に1人が認知症またはその予備群になるともいわれる今、認知症は誰にとっても無関係ではありません。
「最近、人の名前が出てこない」「同じことを何度も聞いてしまう」「物を置いた場所が思い出せない」。こうしたもの忘れは、単なる加齢によるものか、それとも認知症の始まりなのか──。その境目には、認知症の一歩手前ともいわれる「MCI(軽度認知障害)」というグレーゾーンがあります。
近年の研究では、このグレーゾーンの段階で適切な対策をとることの重要性が明らかになってきました。さらに、レカネマブやドナネマブなど病気の進行抑制を目指す新しい治療薬が登場し、血液を用いた検査も実用化に向けて進展するなど、認知症の予防・検査・治療をめぐる常識は大きく変わりつつあります。
「名医のQ&A大全」シリーズの最新刊である本書は、こうした認知症・もの忘れ・グレーゾーンをめぐる身近な疑問や不安に、認知症研究・診療の第一人者が一問一答形式で解説します。
単なるもの忘れと認知症にもつながる深刻なもの忘れの見分け方、認知症やMCIの基礎知識から、運動や食事、脳トレなどの対策、検査・診断、最新治療、認知症になってからの暮らしまで、「まだ大丈夫」と思っているうちから知っておきたい最新情報をわかりやすく網羅します。
【目次】
第1章 認知症の「基礎知識」についての疑問
第2章 前段階のグレーゾーン「MCI(軽度認知障害)」についての疑問
第3章 認知症の「初期症状」についての疑問
第4章 認知症の「予防と進行防止」についての疑問
運動・脳活編/食事・栄養編/健康管理編/人とのつながり編
第5章 認知症の「検査・診断」についての疑問
第6章 認知症の「治療」についての疑問
第7章 認知症と診断されてからの「暮らし」についての疑問



