出版社内容情報
現在、木造住宅の設計で第一人者と目される三澤文子は、これまでに「木スクール」「住宅医協会」などの先進的な活動を通して、住宅改修の仕事に力を注いできた。
三澤はこの仕事の本質を、過去と対話し、過去の記憶を現在につなぐこと、と見据えている。
そして、①住宅の寿命を延ばすこと ②予算的にリーズナブルであること ③耐震補強をすること ④温熱環境を向上させること ⑤家事負担を軽減するプランに直すこと ⑥記憶に残る家にすること、を要諦として、これまでに100棟もの実績を残してきた。
本書は、三澤の仕事を集大成し、代表的な実例に解説と論考を加え、住宅改修の実際を包括的に紹介するものである。
【目次】



