内容説明
本書は、「ゴッホ・インパクト―生成する情熱」展の公式図録兼書籍として刊行されました。
目次
「なぜかとてもはやっているので、かるく好きという人が多い」画家―文化産業が変貌させてきたファン・ゴッホ像
第1章 ゴッホとその時代
第2章 フォーヴィスムと表現主義
ゴッホとヘッケルを繋ぐ橋―ドイツにおけるゴッホ・インパクト
第3章 ニッポンにおけるインパクト―『白樺』を中心に
日本におけるゴッホ受容の一側面―『白樺』を手がかりとして
第4章 日本人によるゴッホ巡礼―オーヴェール=シュル=オワーズ
ゴッホ・ガシェ・長谷川潔―銅版画プレス機がつなぐ
第5章 芦屋《向日葵》
第6章 戦後の「ゴッホ・ブーム」
忘れられた戦後の「ゴッホ・ブーム」―複製画展と「日本のゴッホ」
第7章 福田美蘭
大原美術館と“伝”フィンセント・ファン・ゴッホ
第8章 森村泰昌
第9章 桑久保徹
第10章 フィオナ・タン



