出版社内容情報
長野県阿智村で1998年から2014年(4期16年)に掛けて村長を務めた岡庭一雄は、急速にすすむ人口減少社会の中で、国の政策に誘導される自治体政策に対抗し、地方自治を発展させる主体・住民の自治力を高める仕組みをさまざまに作り、住民主体の村づくりを進めていく。本書はその村づくりの仕組みを多数紹介。日本の地方自治をひらく努力を続けている地域の人々にとって、大いなる参考及び励ましの書となるに違いない。
【目次】
まえがき
Ⅰ 地方自治の理念と阿智村の実践
1 地方自治の本旨の基本としての住民自治の考察
(1)地方自治の本旨をどう捉えるか
(2)住民自治の本質と進め方
(3)小さくても輝く自治体フォーラム
2 住民自治の主体の形成と公民館
(1)住民自治の充実が住民の幸せを実現する
(2)住民自治の実践主体・地域自治組織と村づくり委員会
(3)主体の形成と公民館
Ⅱ 阿智村の住民主体の村づくり
1 阿智村政の基本政策―農業と観光と地域づくり―
(1)「第4次総合計画」から「第5次総合計画」へ
(2)小さい農業を基盤産業とした村づくり
(3)昼神温泉と地域が連携した観光振興
(4)人口減少問題と集落再生の課題
2 住民主体の自治体をつくる
(1)満蒙開拓の教訓と自治体の役割
(2)「住民主体の行政」への改革
(3)住民自治と地域自治組織
3 住民主体の村づくりと全村博物館構想
(1)全村博物館構想の推進
(2)人口減少における地域と学校
(3)福祉・社会教育の課題と村づくり委員会
Ⅲ 公務労働者として地域・自治体をつくる
1 自治体労働者と社会教育
(1)住民の暮らしと自治体労働運動
(2)下伊那公民館主事会での学びと地域を考える公民館
(3)阿智村社会教育研究集会がめざしたこと
(4)生活課題に取り組む圏域を超えた実践交流
2 住民主体の地域づくりを支える
(1)インターチェンジ設置運動と地域開発
(2)産業構造の変化と働くことの捉え直し
(3)廃棄物処分場設置への対応と「社会環境アセスメント」
Ⅳ 阿智村の取り組みの現代的意義
1 住民との協働を職員として実践して
2 岡庭村政で学び、今実践していること
3 学び合う私、組織、地域であり続ける
4 長野県における阿智村政の意義
5 「小さくても輝く自治体フォーラム」の今日的意義
6 東北大学社会教育主事講習と阿智村
7 社会教育・生涯学習研究所が学んだ住民主体の村づくり
8 阿智村に学ぶ地域づくり主体形成の構造
9 自治が遠のく時代に
10 自治と協働の村づくり
あとがき
目次
1 地方自治の理念と阿智村の実践(地方自治の本旨の基本としての住民自治の考察;住民自治の主体の形成と公民館)
2 阿智村の住民主体の村づくり(阿智村政の基本政策―農業と観光と地域づくり;住民主体の自治体をつくる;住民主体の村づくりと全村博物館構想)
3 公務労働者として地域・自治体をつくる(自治体労働者と社会教育;住民主体の地域づくりを支える)
4 阿智村の取り組みの現代的意義(住民との協働を職員として実践して;岡庭村政で学び、今実践していること;学び合う私、組織、地域であり続ける;長野県における阿智村政の意義;「小さくても輝く自治体フォーラム」の今日的意義;東北大学社会教育主事講習と阿智村;社会教育・生涯学習研究所が学んだ住民主体の村づくり;阿智村に学ぶ地域づくり主体形成の構造;自治が遠のく時代に;自治と協働の村づくり)
著者等紹介
細山俊男[ホソヤマトシオ]
1952年、福島県生まれ。1975年から所沢市教育委員会で社会教育職員として38年間務める。その間、『月刊社会教育』編集長、社会教育・生涯学習研究所所長、日本社会事業大学非常勤講師を経験。2013年、所沢市役所を定年退職して阿智村に移住し、阿智村の社会教育研究を続ける
辻浩[ツジユタカ]
1958年、大阪府生まれ。鹿児島女子大学(現志學館大学)、高知大学、日本社会事業大学を経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科を2024年に定年退職
岡庭一雄[オカニワカズオ]
1942年、長野県生まれ。1961年に阿智村役場に就職。社会教育係、同係長、商工観光課長、建設課長、環境水道課長等を経て、1997年12月に退職。1998年2月から2014年2月まで阿智村村長を務める。現在、南信州地域問題研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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