出版社内容情報
乳児期、幼児期、児童期、青年期とそれ以降で章を分け、発達心理学のトピックを見開きで解説します。エビデンスを図解で豊富に掲載しているので、発達心理学を学ぶ学生から、教育関係者、子育て中の保護者まで、幅広く読める内容です。近年関心の高い、発達障害や依存、中年・老年期の発達についても解説。
内容説明
誕生から老年期まで、発達し続ける人間の心をわかりやすく図解。発達障害、依存症、性の多様性など注目のトピックも満載。
目次
序章 発達って何だろう
第1章 誕生時からある不思議な能力―胎児期・新生児期
第2章 コミュニケーションの基礎ができる―乳児期
第3章 感覚からイメージの世界へ―幼児期1
第4章 「わたし」と「あなた」の違いに気づく―幼児期2
第5章 思考力がつき、人間関係が発達する―児童期
第6章 子どもと大人の間で揺れ動く―青年期
第7章 変化しつづけるこころとからだ―成人期以降
著者等紹介
林洋一[ハヤシヨウイチ]
神奈川県出身。横浜国立大学教育学部卒業後、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程心理学専攻満期退学。公認心理師。東京都立大学人文学部助手、白百合女子大学文学部教授、東京福祉大学社会福祉学研究科教授、報徳会宇都宮病院附属准看護学校校長、いわき明星大学人文学部教授を経て、北陸大学国際コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
11
終わってしまった子育て前に読みたかった。一つ一つは短いが、ネットの影響とか幼児虐待とか考えさせられるトピックも。何歳まで働きたいか等の意識調査は社会制度の影響も大きそう。2025/01/19
.forest
2
発達心理学については、大学時代に授業や、就活の試験の中で勉強しなければならない分野ではあったので全く知らないということはなかったけれど、今までは自分にだけフォーカスを当てて考えていたから特に興味がない分野としていた。けれど、息子が生まれて1歳になって心身の成長がわからず不安だってため、読んでみたらとてもためになった。簡単だけど要点がまとまってあり、子育て中一冊家に置いておきたい本。2025/04/14
惑星タイマー
1
別の本の感想のコピペ。 図)ギャングエイジ。 メタ認知はコントロールとモニタリング、どちらも大事。6歳と10歳では山の景色の見え方の理解の度合いがだいぶ違う。 主に子どものお話。中年期のミッドライフクライシスについてもっと知りたかったな。2024/11/16
うえちょん
0
メモ…育児は育自、p.143 学者のセリグマンが犬による無力感の実験をした。人間も自分の行動で環境をコントロールすることができないと、意欲がなくなり、学習能力も低下する。うつ状態になったり、自尊感情が低くなる。p.153子どもの友達を否定してはいけない、p.166 いい子症候群…人前で褒められるのがはずかしく、目立ちたくないと思っている反面、社会に貢献したいという気持ちを強く持っている。自尊心や自己肯定感が低い人に多くみられるといわれる。2025/11/27
もつなべ
0
とても読みやすく、また専門的な内容も含まれてるのに分かりやすい。教科書で学んだこと後で読むと、すらすら読める上、良い復習になった。また何回でも読みたい。2025/06/11




