内容説明
戦争、飢饉、災害、性暴力―。災いを語ることも、それを聴くことも、難しい。社会に聴かれぬ人々がさらに透明化されてもなお、その声を聴くための視点を、文学・歴史学・哲学・演劇学・社会学など複数の領域から多角的に提示する。
目次
1 [論考]「私」をめぐる問い―第一世代の戦争体験を書く第三世代の作家、フランソワ・ヌーデルマンとアンヌ・ベレスト
2 [エッセイ]静かにささやく声が聞こえた
3 [論考]言葉と辞書の時代性―大槻文彦『言海』を読む
4 [エッセイ]翻訳者の視点から―沈黙を見る 行間を読む
5 [論考]証言における真理と倫理の交差
6 [エッセイ]建築計画学から考える
7 [論考]『シャイヨの狂女』再読のアルケオロジー
8 [エッセイ]一つの史料から
9 [論考]遊びとして押し寄せる子どもの声―支援者のゆらぎと「余白の時間」
10 [公開シンポジウム「声の気配(けはい)を聴く」レスポンス]声を聴く私たちと、その複数性について―アフガニスタン記念碑(ヴィクトリア)、帝国戦争博物館(ロンドン)
11 届けられた声―シンポジウム来場者アンケートから
-
- 和書
- 読書する脳 SB新書



