出版社内容情報
シリーズ累計10万部突破!(電子書籍を含む)「次にくるライトノベル大賞2023」単行本部門4位!第1巻重版出来!「こんなに濃いお宅訪問になるなんて!」転生タフ令嬢の逆転ダイアリー第6巻!書き下ろし番外編収録! コミックス1~2巻好評発売中!
内容説明
不届き者の襲来に頭を抱える伯爵令嬢ゲルトルードは、安全対策の相談に公爵邸を訪れた。そこで今後彼女の学院への送迎を担当すると紹介された御者と従者は、国王陛下直属という国家トップレベル人材。すっかり恐縮したものの、手土産の新作おやつ『くれーぷ』で話はさらに弾み、新作料理、刺繍、蜜蝋布のお披露目も大ごとに。突然降ってきた「学院の必修試験を一日で全科目合格しなければならない」という大ピンチもなんとか乗り切った…なのになぜ、王太子殿下がご登場されちゃうの?またもやの難題の相談に再訪した公爵邸で、今度は彼の最大の秘密が明らかになって―?転生タフ令嬢の逆転ダイアリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
33
あぁもうそろそろこの本を卒業してもいいかなと思いながら読み始めたのですが・・。公爵様の生い立ちを持って来て私の涙を誘い、一科目くらい赤点があってもよさそうなのに全教科合格!、王太子にまでお目にかかりハンバーグをねだられ・・まさかのカミングアウト❓‼。^^;続きが気になるじゃないですか。2025/03/07
まき
9
ゲイトルード嬢忙しいな。仕事の話は面白く、でも秋試験を忘れていたのにはあわてましたよ。クズ野郎はこりませんね。こうゆうのから守るために公爵様たちが色々手を打ってくれていたんですね。そして衝撃公爵様の秘密。うーんそれもありかなと。書き下ろしを読んで納得しました。2025/03/03
ruruco
8
伯爵令嬢ゲルトルードは今巻も大忙し。公爵家訪問から学校の試験まで、怒涛の日々。新年の夜会というお披露目イベントがあるというのだが、一体あと何冊でたどり着くのかな。話の進みが遅いけれど、これだけ一日が濃いのだから仕方ないか。今巻の肝はエクシュタイン公爵家の話。えげつない両親の業と公爵と姉たちが彼らを嫌う理由がわかっていろいろ納得。姉弟の仲の良さと公爵を守ろうとする王家や公爵の身内の愛情の強さもだからこそなのね~としみじみ。王太子やスヴェイさんたち新キャラもイラストがついてイメージしやすくなって、先が楽しみ。2025/03/02
dorimusi
7
ちょっと周りの賞賛具合がくどすぎて胃もたれしてきてましたが、読み切ってみればなかなか面白かったです。個人的には料理での無双にはあんまりいかないで欲しいところだけど…公爵がくいしんぼ設定だからなぁ。ミルクレープとかもそうだけど伝えたらすぐできるのはなんだかなと思います。 今回ゲルトルードの発明とかの公開を早めることが決まって学園の試験でも実力を出せて、次巻から学園再開なので話しがぐっと変わるというか進みそう。しかし九九ができなくても事業計画とか国家運営ができるもんなんかな。筆算で全部頑張るのか?2025/04/04
尚侍
7
素晴らしい。これまで様々な異世界転生物を読んできましたが、自らが持ち込んだこちら側の技術に対してここまで真摯な姿勢の主人公にはお目にかかったことがないので、その内省的な考えには大いに共感できたし、そうした主人公を描き出した作者の見識には改めて脱帽の思いでした。そして最後にぶっ込まれた公爵様の設定ですが、個人的は主人公とまったく同じ思いだったので抵抗感はなかったし、書き下ろしの短編が読めたことでそのあたりの経緯もわかったので、問題なく受け入れられましたね。次はいよいよ学園が舞台。続きが楽しみです。2025/03/27
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- 和書
- 電撃hp 〈vol.9〉