出版社内容情報
「伝説の足止めに、1000騎ごときでは足らんわ!」
兵の壁に風穴を穿て! 美女の痛快英雄伝第二弾!
コミカライズ企画進行中!
書き下ろし番外編巻末収録!
内容説明
民を虐げるアンダルム男爵討伐へ、元「醜女将軍」ローズメイは進軍を開始した。70名の配下を地獄のしごきで鍛え上げ、自らも先陣を切ってねじ伏せる。持ち前の戦上手と万全の準備を整えて赴いた戦場で目にしたのは、1000騎の大軍勢!?裏で糸を引く帝国の流言に乗せられた貴族連合軍が参戦し、味方指揮官まで戦意喪失。絶望に染まる兵たちだったが―、馬鹿正直の正面突撃を信条とするローズメイは、単騎で前進あるのみ!美貌に見とれる間に首を刎ねる速さと悪魔のような剛力で暴れまわっていると、規格外の武勇にあてられて味方兵も反撃を開始し―?「たかが1000騎で止まるとでも思ったか?」兵の壁に風穴を穿て!美女の痛快英雄伝第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
26
このままじゃ、ゾンビパニックかと思ったら、味方も現れて美しくなった姫を褒め称える。朝日と共に去った彼らに対するの来世に幸あれ。2024/12/21
よっち
23
民を虐げるアンダルム男爵を討伐するため、70名の配下を地獄のしごきで鍛え上げた元「醜女将軍」ローズメイ。進軍を開始した彼女が思ってもみなかった事態に立ち向かう第2弾。精鋭を率いる彼女が遭遇する、略奪をせんとする他領貴族の軍勢や、帝国の流言に乗せられ男爵領に侵攻した貴族連合軍、そして邪神の信奉者によって屍鬼に変えられた軍勢。最初の一件が後々まで尾を引いた感はありましたが、絶望的な状況でも諦めず、彼女に付き従う猛者たちと正面突撃で勝機を見出す熱い展開は圧巻でしたね。世の中を変える覚悟を決めた今後の展開に期待。2025/01/02
ひろっぴ
3
作品を通して作者のキャラクターへの思い入れが見受けられ、キャラクターを一番輝かせる方法を考えているように感じた。一面的に描くのではなくて、逆側の視点があるのが納得感があって読んでいて趣深く感じた。次巻も読みたいと思う。 2025/03/03
史
3
神に選ばれし者とそれに付き従う者、そして敗れる者。2025/01/21
つじ みやび
3
泣きながら読んでました。1巻もそうでしたが、2巻はさらに。ただただひたすらに自分の信じる道を突き進むローズメイ様、めちゃめちゃかっこいいのですが、ところどころ1人の女の子としての顔が出てきたり。1人の人間としての感情が出てきたり。悲痛なようで、しっかり両足で立って前を向いている姿がマジでかっこいい。 あとはもうセルディオさんがもうあの……!何もいうまい。2024/12/29