出版社内容情報
プルースト研究の権威が
豊かな学識から
精緻な論考をめぐらし
斬新なエッセイや創作にまで
展開する
内容説明
プルースト研究の権威が豊かな学識から精緻な論考をめぐらし、斬新なエッセイや創作にまで展開する。
目次
第1章 日本文学(夏目漱石『こころ』 子規への返信;谷崎潤一郎 音曲の活用;永井荷風 もうひとつの『断腸亭日乗』;堀辰雄『風立ちぬ』に誤訳はあるか;村上春樹『羊をめぐる冒険』における名付け;私の好きな俳句 加藤楸邨と芭蕉)
第2章 フランス文学(マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 応答的創造のほうへ)
第3章 世界を旅する作家たち(世界を旅する作家たち;戦時下のフランスに島崎藤村が見たもの)
第4章 芸術(イサム・ノグチ 幻の傑作 広島原爆死没者慰霊碑;街を歩く フィレンツェを画家有元利夫と)
第5章 創作(火の鳥;なぜ『銀河鉄道の夜』続篇を創作するのか?;創作『イーハトーヴのほうへ』(『銀河鉄道の夜』続篇))
著者等紹介
牛場暁夫[ウシバアキオ]
1946年生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程中退。フランス政府給費留学生としてエコール・ノルマル・シューペリウール、パリ第四大学大学院に留学。パリ第四大学課程博士。慶應義塾大学文学部名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 出羽句信抄 - 句集