廷臣たちの英国王室―王冠を支える影の力

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廷臣たちの英国王室―王冠を支える影の力

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  • サイズ 46判/ページ数 440p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867930427
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0022

出版社内容情報

●側近たちの逸話が伝える、ベールの内側の真の姿



英国王室には、ロイヤルファミリーを公私ともに陰で支える「廷臣(ていしん)たち」(秘書官、報道官など)が多数存在する。

本書では、高級紙『The Times』で王室取材を担当する著者が、膨大なインタビューによる生の証言を含んだ綿密な調査で、通常表には出てこない彼らの逸話にスポットを当て、ベールに包まれた王室の真の姿を、英国の現代史とともに活写する。



若き日のエリザベス、ダイアナの死と息子たち、チャールズの即位への準備、アンドリューのスキャンダル、メーガンの登場と王室離脱――ニュースや歴史として知っている出来事も、その裏で力を振るった「廷臣たち」に注目することで、背景に潜む「力学」を垣間見ながら、よりリアルに理解できる。英国歴史・王室ファン垂涎の一冊!



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「君主が存在すれば、宮廷が存在する。宮廷が存在すれば、廷臣が存在する。(…)彼らは権力を持つが、決して統治せず、その代わりに陰でひっそりと生きる。裏で力を発揮するも、決して表舞台には姿を現さない。その世界は閉ざされており、奇妙なルールと独特なドレスコードがある。つかんだと思った運も容易に逃げていく、生き残りを賭けた場所なのだ。」――本文より



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内容説明

英国王室には、ロイヤルファミリーを公私ともに陰で支える「廷臣たち」(秘書官、報道官など)が多数存在する。本書では、高級紙『The Times』で王室取材を担当する著者が、膨大なインタビューによる生の証言を含んだ綿密な調査で、通常表には出てこない彼らの逸話にスポットを当て、ベールに包まれた王室の真の姿を、英国の現代史とともに活写する。

目次

プロローグ 二〇一八年一〇月二六日、オーストラリア、シドニー
第1章 糊の効いたワイシャツ
第2章 威厳ある奴隷
第3章 成長する
第4章 カクテルパーティ
第5章 ゼロサムゲーム
第6章 宮殿戦争
第7章 王室用燕尾服
第8章 賞味期限
第9章 ゴールデントライアングル
第10章 とどめを刺す
第11章 「みんなから邪険にされるんだ」
第12章 「これはおもしろそうね」
第13章 ハリーに夢中
第14章 出口戦略
第15章 とっておきの優しさ
第16章 バッキンガム宮殿の衛兵交代
第17章 国民のために

著者等紹介

ロウ,ヴァレンタイン[ロウ,ヴァレンタイン] [Low,Valentine]
イギリスのジャーナリスト。全寮制パブリックスクール、ウィンチェスターカレッジを経て、オックスフォード大学を卒業。1987年から『The London Evening Standard』で記者を務めた後、2008年から『The Times』で王室取材を担当

保科京子[ホシナキョウコ]
大学卒業後、広告代理店勤務。ヨークシャーの荒野好きが高じて、英国系航空会社に転職。長野移住後、長野オリンピックをきっかけに、英語の世界へ。大学受験・TOEIC対策講師のほか、実務・出版翻訳も始める。アガサ・クリスティの原書を音読する「原書を読む会」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きみどり

10
エリザベス2世が主人公のNetflixドラマ『ザ・クラウン』の大ファンであるところのわたくし、非常に楽しく読みました。秘書官やアシスタントなど、王室を陰で支え時には誘導する裏方たちの実態や栄枯盛衰を描いたノンフィクション。著者は年配の白人男性かつ君主制支持者と思われるので、故エリザベス2世に多少の贔屓があるだろうということは差し引いても、面白かった。ただ、登場人物が膨大な上に時系列が説明なしにジャンプしがちなので、時おり脳内に「???」が飛ぶ。2025/01/11

スプリント

4
英国王室に仕える人々の仕事と功績がまとめられています。 宮内庁版が読みたい。2024/10/31

AR読書記録

3
まあ正直、ハリー&メーガンやダイアナ妃関係のゴシップ系の話題を確かめたいというような動機がなかったとはいえない。でまあ、読み終わった後の感想としては、そのへんに関しては満足とはいえないけれども、英国王室の仕組みに以前よりも詳しくなれたという実感はあって、そこは満足。エリザベス女王ほか王室の面々について、欠点などについてもかなりはっきりと情報開示してあるなあと思うと同時に、これももしかしてどこぞの宮廷の宣伝戦略の一環なのかなぁと考えたりもする。しかしどこの国も「税金の無駄」への対応は大変ね...2025/01/11

tekka

3
「メーガンがハリーと婚約したとき、ほんの一時期だが宮廷では、この離婚経験がある混血の米国人がロイヤルファミリーの人気復活に一役買い、これまで君主制に一切関心を持たなかった国民の関心も集めてくれるのではないかという極めて楽観的観測が見られた。こうした夢物語は早々に立ち消え、公人としての生活に対してサセックス侯爵夫人妻が抱いた失望感とその後の王室離脱という目も当てられないソープオペラに取って代わった。」2024/11/17

Abercrombie

2
インタビューを元に綴る、宮内長官から従僕まで、現代の英国王室を支える廷臣たちの姿と、彼らとの関係から浮かび上がる王室メンバーの素顔。まったく馴染みのない世界のため、思いの外読み終えるのに時間がかかってしまった。何十年も王家に尽くした有能な秘書官であろうと、一度不興を買えば退職を余儀なくされるとは、なんて理不尽な世界なんだ。後半はハリー&メーガン批判多め。2025/03/04

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