目次
第1部 化学的・分子的基礎
第2部 細胞の構造と生化学
第3部 遺伝学と分子生物学
第4部 細胞シグナル伝達
第5部 膜輸送
第6部 細胞骨格
第7部 細胞周期と細胞増殖制御
著者等紹介
ロディッシュ,H.[ロディッシュ,H.][Lodish,Harvey]
マサチューセッツ工科大学(MIT)生物学教授。ホワイトヘッド生物医科学研究所研究員.米国科学アカデミーおよび米国学術アカデミー会員であり、米国細胞生物学会会長(2004年度)でもある。細胞膜の生理学、特に多数の細胞表面タンパク質の生合成、それにエリスロポエチンやTGFβなどいくつかの細胞表面受容体タンパク質とグルコースや脂肪酸などの輸送タンパク質のクローニングと機能解析の研究などで有名である。学部生と大学院生に細胞生物学を教えている
Berk,Arnold[BERK,ARNOLD][Berk,Arnold]
カリフォルニア大学ロサンゼルス校微生物学、免疫学、および分子遺伝学教授。同校分子生物学研究所研究員。米国学術アカデミー正会員でもある。RNAスプライシングおよびウイルスにおける遺伝子制御機構の最初の発見者の一人である。研究室では、特にがん遺伝子にコードされている転写因子と腫瘍抑制因子に焦点を絞りながら、哺乳類細胞における転写開始を調節する分子間相互作用を研究している。教えているのは、分子生物学とウイルス学の入門コース、および核の細胞生物学の上級コースである
Matsudaira,Paul[MATSUDAIRA,PAUL][Matsudaira,Paul]
ホワイトヘッド生物医科学研究所研究員。マサチューセッツ工科大学生物学および生物工学教授。WI/MITバイオイメージング・センター所長。研究室では、細胞運動と細胞接着の力学と生化学を研究しており、微小チップを利用した高速、ハイスループットのDNA解析法を開発している。MIT初の全学部生必修の生物学コースを組織し、同大学で学部生向けの生物学と大学院生向けの生物工学のコースで教えている
Kaiser,Chris A.[KAISER,CHRIS A.][Kaiser,Chris A.]
細胞生物学者・遺伝学者。細胞内タンパク質折りたたみ、および膜タンパク質輸送の基本過程の理解に重要な貢献をした。生物学教授を務めているマサチューセッツ工科大学の研究室では、新しく合成された膜タンパク質と分泌タンパク質がどのように折りたたまれ、分泌経路へどのように送り込まれるかを研究している。MITにおいて学部生と大学院生に遺伝学を教えている
Krieger,Monty[KRIEGER,MONTY][Krieger,Monty]
マサチューセッツ工科大学生物学科Thomas D.& Virginia W.Cabot教授。学部生向けの生物学および人体生理学コース、さらに大学院生向けの細胞生物学コースにおける革新的教授法に対して数々の賞を得ている。研究室は、ゴルジ体における膜輸送について多くの事実を明らかにし、またコレステロールの細胞内外への移動に重要な働きをする受容体タンパク質のクローニングと解析を行っている
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