金原瑞人選モダン・クラシックYA<br> 夜の日記

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金原瑞人選モダン・クラシックYA
夜の日記

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867930410
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ニューベリー賞オナー賞受賞作!

イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。

内容説明

ニューベリー賞オナー賞受賞作!イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。

著者等紹介

ヒラナンダニ,ヴィーラ[ヒラナンダニ,ヴィーラ] [Hiranandani,Veera]
ユダヤ系の母親とインド系の父親のもとコネチカット州で育つ。サラ・ローレンス・カレッジ大学院で文芸創作を学ぶ。サイモン&シュスター社の児童書編集者を経て作家に。執筆活動をつづけながら同カレッジで創作も教える。本書以外の著書にThe Whole Story of Half a Girl(2013、シドニー・テイラー優秀書籍賞、南アジア書籍賞最終候補作)など

金原瑞人[カネハラミズヒト]
岡山市生まれ。法政大学教授。翻訳家。ヤングアダルト小説をはじめ、海外文学作品の紹介者として不動の人気を誇る。著書・訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

95
良質海外YA。1947年インドとパキスタンの分割独立。12歳の双子の姉弟ニーシャ―とアーミルは父と祖母の4人でパキスタンになってしまったふるさとからインドへ移動する。ニューシャーが亡き母に宛てた手紙形式の日記▽p79.新しい国は生まれるけれど、わたしのふるさとは死んでいく。人間をグループに分けたらどこかのグループがほかより優れていると思いはじめるんだって。~宗教に関係なく、からだなのなにはみんなおなじ血、内臓、骨があるのに▽異世界物じゃないリアル世界の物語に読むべきものがある。用語解説あり。2024.7刊2024/12/20

TATA

34
図書館で見かけたので手に取った。印パ分離時の悲劇を子供の視点から描く。印パ間の国境が引かれた日、ヒンズー教とイスラム教徒間の対立がどのようであったか。百万人が亡くなったと言われる悲劇であり、今もなお紛争の火種となる歴史を学ぶためにも若い人に手に取ってもらいたい一冊です。勿論大人の方にも。2025/06/05

りらこ

22
人はグループをつくると自分たちの優位性を主張するために他のグループを劣っていると見たりして争いになる。目には目ををくり返していくと盲目になる。ハッとさせられる言葉がたくさん。昨日までは一つの国だったのに、政治家たちの思惑で国が分断される。それによってまた起きる争い。印パ紛争は、お互いが核兵器を持った状態で緊張状態が続いている。涙を流す子どもたち、守ろうと必死になる大人。どこも同じなのになぜ戦争になってしまうのか。2025/06/09

NakaTaka

15
ニューベリー賞オナー賞受賞作。1947年。インドがイギリスから独立。その際インドとパキスタンが分離独立したことは知らなかった(恥)。そこには宗教という複雑な事情。ヒンズー教等はインドへ。イスラム教徒はパキスタンへ。幼い頃亡くなった母への手紙形式の日記で書かれるこの物語の主人公ニーシャーの一家はインドへ決死の大移動をする。何も問題なく暮らしていたのに、何故住み慣れた家を離れ、親しい人と離れなければならないのか?宗教問題は現代でも根強く残って世界で火花を散らしている。どうしたら平和が訪れるのだろう。2024/08/18

紫本

8
装丁の美しさに心惹かれて読んだ。12歳の少女の亡くなったママに向けて書いた日記で進められる物語。それは1917年インド分裂に翻弄される家族の物語だった。ガンジーの歴史は知っていたが、インドがイギリスからの独立のときにヒンドゥー教徒、シク教徒、イスラム教徒の内乱と暴動やパキスタン誕生の歴史があったことを初めて知った。国のリーダーの考え方で、これまで暮らしていた人種、宗教の違う社会生活が、差別と暴力に奪われてしまう。一人一人には何の落ち度はないのに。宗教の違いを超えて「家族」になる姿に尊さを感じた。2024/10/16

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