内容説明
人間とは、何か。ダーウィン進化論が人類に突きつけた実存的挑戦。ドイル、ロンドン、ウェルズ、コンラッド―。巨匠たちの答えは、現代でも共鳴し続けている。
目次
第一章 進化論的想像力を説明するために進化論を用いること
第二章 初期進化論思想における神話創造
第三章 文学における進化論
第四章 冒険からユートピアへ
第五章 進化論とジャック・ロンドンの想像力
第六章 H・G・ウェルズの想像力と進化論
第七章 ジョゼフ・コンラッドの進化論的想像力
第八章 自然界の想像不可能な場所
著者等紹介
小沢茂[オザワシゲル]
1977年名古屋市生まれ。2005年名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在愛知淑徳大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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想像力の深い構造 認知的に要求度が高い 感情的な充足感を与えない 自然選択の産物 感情的な不満足感 物語創作の適応的機能 想像力は進化的に意味のある能力 複雑な社会的シナリオをシミュレーション 人間の自然本性 想像力によって大きく変形 記号的世界 進化的想像力 宇宙的恐怖 無慈悲な自然選択 非道徳的な自然の観点 知的危機の深さ 人間の自己理解の根本的な変更 非道徳的なプロセス 矛盾する信念を保持するためのメンタル・スペース 経験に意味を付与する根本的な方法 想像できない現実に対処 認知研究と文学研究の接点2025/11/17




