ポップ・カルチャー批評の理論―現代思想とカルチュラル・スタディーズ

ストーリー，ジョン【著】/鈴木 健/越智 博美【訳】

小鳥遊書房（2023/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 510p／高さ 21cm
• 商品コード 9784867800140
• NDC分類 361.5
• Cコード C0010

内容説明

現代思想を通して理解できる。英米文学、コミュニケーション学、社会学、言語文化論を学ぶ学生に最適！英国カルチュラル・スタディーズの大家による世界的ベストセラー、待望の翻訳書刊行！

目次

第１章　ポピュラー・カルチャーとは何か？
第２章　「文化と文明化」の伝統
第３章　文化主義からカルチュラル・スタディーズへ
第４章　マルクス主義の流派
第５章　精神分析
第６章　構造主義とポスト構造主義
第７章　階級と階級闘争
第８章　ジェンダーとセクシュアリティ
第９章　「人種」、人種主義、および表象
第１０章　ポストモダニズム
第１１章　ポピュラー・カルチャーの物質性
第１２章　ポピュラーの政治学

著者等紹介

ストーリー，ジョン［ストーリー，ジョン］ ［Ｓｔｏｒｅｙ，Ｊｏｈｎ］
英国サンダーランド大学名誉教授及び前同大学メディア・アンド・カルチュラル・スタディーズ研究所長／メディア及びカルチュラル・スタディーズ

鈴木健［スズキタケシ］
南カリフォルニア大学客員教授及びケンブリッジ大学客員研究員を経て、明治大学情報コミュニケーション学部教授。ノースウエスタン大学よりコミュニケーション学博士（ＰｈＤ）／メディア批評及びカルチュラル・スタディーズ

越智博美［オチヒロミ］
専修大学国際コミュニケーション学部教授。お茶の水女子大学より人文科学博士号取得／アメリカ文学・文化（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[mittsko]

原著は2019年刊。カルチュラル・スタディーズの理論的入門書として定評ありとの由。実際、教科書／入門書として大変よく出来てる…！びっくりした　とくに、マルクス主義、精神分析、構造主義などの「古典」（「日本語版の出版によせて」）に力点を置いているのが素晴らしい、こうでなくっちゃね　さてそれにしても…　本書のような見事な整理に触れると、「理論」がいかに思想・哲学の形式、あるいは残滓にすぎないかがよく分かる　理論は使われる、思想は生きられる…　その違いは決定的だ　本書には後者がちゃんとある　技術じゃないんだよね

2025/11/16