内容説明
目利きだけどお酒好きでなまけ者の魚屋、熊さん。ある朝、浜辺で大金の入った財布を拾ってしまいます。これだけあれば遊んで暮らせると有頂天に。早速、仲間を集めて大宴会。ところが、朝になって起きてみると財布がありません。「そんな財布は見たことないよ。おまえさん、夢でも見たんだろう」と、おかみさん。いったい何が起きたのでしょう?
著者等紹介
川端誠[カワバタマコト]
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko💖avec ヴィタリにゃん💗
57
読み友様からのご紹介本です📚絵本には珍しく上下巻に分かれています😊大酒のみの魚屋・熊さん。奥さんが起こす時間を間違えて早起きさせられ、仕方なく川辺で朝日が昇るのを見ていると、50両入った箱を拾った!が、それは夢です!と奥さんに言われてしまう。夢だったかな、さて???下巻に続く📘2025/12/28
ゆっき
27
有名な人情噺の「芝浜」が上下巻の絵本に。酒飲みの熊さんが一体どうなるのか。上下巻で変わる熊さんの描写がお見事です。感想は下巻にて。2025/01/10
gtn
25
女房は賢女。まず、亭主が拾った五十両を、即大家に預ける。江戸時代、大金を拾得し、懐に入れた場合、死罪もあったという。ましてや、亭主は浮かれて長屋の住民を招き、大宴会をする始末。当然金の出所を疑われる。ここで、女房の心理だが、亭主を全て夢だと信じ込ませたのは、あぶく銭は身を亡ぼすという高尚なものではなく、犯罪とならぬよう、リセットさせるためであったのでは。2025/06/01
Totsuka Yoshihide
13
川端誠著、(2024)、『落語絵本 芝浜上・下』、株式会社ロクリン社。あとがきによると、落語には人を笑わせるオチのある滑稽噺と、笑い所のほとんどない人情噺がある。芝浜は人情噺でありながら、見事なオチがついてる。上下巻に分かれて収録。主人公である熊さん。魚の目利きや、刺身をこしらえるのがとても上手く、お得意先も多かったが、酒が大好きで仕事にめっきり行かなくなった。おかみさんにせっつかれて仕事に行くと、海に革の財布を発見する前半と、酒をやめて心を改めて働く後半に分かれいる。オチが秀逸。おかみさん素敵です。2025/08/07
gerBera.m
11
飲んだくれの旦那が大金を拾って、さらに働く気がなくなって、女房はなかなかの作戦に出ます2026/06/09




