出版社内容情報
■認知行動療法の第一人者による実践的なセルフトレーニングで「怖いもの」に振り回されない自分になれる!
恐怖症(医学的には「限局性恐怖症」)は、雷や犬、閉所、嘔吐、飛行機など、特定のものや状況に強い恐怖を感じ、日常生活に支障をきたす病気です。雷が怖い人であれば「雨の日に家を出られない」、吐くことが怖い人であれば「他人と食事ができない」というように、恐怖によって行動が妨げられ、やりたいことを諦めてしまっている方もいます。
本書は、そのようなさまざまな恐怖症の方や、日常生活にまだ支障はないけれど怖いものに怯えながら暮らしている方、そして支えるご家族のために、「恐怖や不安とは何か」「怖いものと向き合うにはどうすればよいか」をわかりやすく解説した、これまでにない1冊です。認知行動療法の第一人者である著者が、実際に恐怖症の患者さんに対して行っている治療法をもとにした、実践的なセルフトレーニングの方法を紹介します。
「怖いものと少しずつ慣れていく」練習を無理なく続けることで、「恐怖があっても大丈夫」と思える自信を育てていくことができます。
◆本書の特色◆
・恐怖症のメカニズムや「なぜ怖くなるのか」という脳と心の仕組みをやさしく解説
・マンガや図解をまじえた解説で、当事者だけでなく支えるご家族にもわかりやすい
・自宅で無理なく取り組める、「恐怖症改善トレーニング」の手順を具体的な例示をもとに丁寧に紹介
・怖いものにばかり注意を向けないようにする「注意トレーニング」、ポジティブな面に目を向ける「ぽじれん」、リラックス法など、多角的なケア方法も掲載
【目次】
【第1章】恐怖症とは
恐怖症ってどんな病気?/「怖がり」と「恐怖症」はどう違うの?/どうして恐怖症になるの? ほか
【第2章】「恐怖」や「不安」について知ろう
恐怖や不安も、必要な感情のひとつ/不安は0にしなくていい/5つの感情とバランスよく付き合う/ネガティブな「考え方のクセ」に気づく/恐怖や不安が募るのは、怖いものに「注意」しすぎているから ほか
【第3章】恐怖を少しずつ軽くしていこう
認知行動療法について知ろう/3つのステップで恐怖症の改善に取り組もう/恐怖や不安をさらに大きくする安全行動に注意!/ポジティブな考えができるようになろう/恐怖症改善トレーニングの準備① 目標を立てる/恐怖症改善トレーニングの準備② 不安階層表を作る/恐怖症改善トレーニング ① 最初の課題にチャレンジ/恐怖症改善トレーニング② 徐々にレベルを上げていく/高ぶった気持ちを落ち着かせるリラクセーション法/それでも恐怖が軽減しない場合(イメージの書き直し) ほか
【第4章】恐怖症Q&A
・子どもの頃から犬が怖くてたまりません。これは恐怖症でしょうか?
・怖いものが1つではないのですが、これも恐怖症ですか?
・恐怖症かもしれないと思うときには、どうすればいいのでしょうか?
・恐怖症と診断されたら、どんな治療を行うのでしょうか?
・曝露療法とはどんなものですか?
・恐怖症は、意志を強くもてば治せますか?
・恐怖を感じるものを避けていれば、恐怖症は治りますか?
・子どもが恐怖症になることはありますか?
・親が子どもと本書のトレーニングを行うときの注意点について、教えてください



