目次
第1章 左翼を理解する(なぜ人は共産主義に騙され続けるのか;左翼のプロパガンダ戦略とは ほか)
第2章 左傾化する大学(学問のバイアスを測る;学会の政治偏向と科研費 ほか)
第3章 左翼から人間性を守るために(左翼が宗教も科学も尊重しない理由;理解できないものの存在意義 ほか)
第4章 中国共産党とどう戦うか(左翼の敵は「自然」である;新型コロナ問題 中国共産党との戦い方 ほか)
著者等紹介
掛谷英紀[カケヤヒデキ]
筑波大システム情報系准教授。昭和45年、大阪府生まれ。東大大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。通信総合研究所(現情報通信研究機構)研究員を経て現職。専門はメディア工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
40
なぜ共産主義に騙され続けるのかを工学系の研究者が分析した本。ビッグデータに基づいて自称リベラルの正体を明らかにしたり、「安全保障関連法に反対する学者の会」の声明に賛同した学者の所属大学や専門分野を分析することで左傾化する大学の実態を明らかにしています。最後は新型コロナに関連して中国共産党とどう戦うかまで書かれていて、読み応えがあります。実験や観察の積み重ねによる科学の法則よりも自分の直感を重視する言動が危険なものだと言うことがよくわかりました。2021/04/15
ロア
7
大紀元のコラムを改訂、加筆し書籍化。2024/08/11
Kolon
2
共産主義や左派勢力に関する分析本は様々に書かれているが、本書はその中でも秀逸の部類に入るだろう。共産&左派への違和感を本書のように的確な文章でまとめたものは中々見られない。著者はこの手合を人類の敵と位置付けているが私も全くその通りだと思う。殆ど宗教と同じで議論の相手にすらならないと思っている。しかしこうしたどうにもならない人々が無視できない数存在する現実に無力感を覚える。著者の分析を理解出来る人が一人でも多くなることを祈る次第だ。2021/06/24
akipon
0
自分勝手、左翼、中国共産党2022/02/10