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出版社内容情報
ファルーンより遥か前からモンスターの肉を食ってきたロンザ帝国が侵攻を開始しハンドレッドも大苦戦中!? 走れ、マルス!!
【目次】
内容説明
マルス不在のファルーンに対し、アレス大陸最大の武力国家であるロンザ帝国が侵攻を開始。カサンドラの生まれ故郷でもあるロンザ帝国は、ファルーンよりも遙かに長い「モンスター食」の歴史がある。獰猛にして屈強なロンザ兵たちの猛攻により劣勢を強いられるハンドレッド。フラウ、カーミラ、シーラも出撃し総力戦の様相を呈する中、フラウの人命軽視な強制転移魔法によりついに王が帰還する―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
マルス不在のファルーンに対し、大陸最大の武力国家ロンザ帝国が侵攻を開始。獰猛にして屈強なロンザ兵たちの猛攻でハンドレッドも劣勢を強いられる第5弾。イーリス聖王国に第三王子イワノフが、バルカンに王子エゴールがそれぞれ侵攻し、フラウ、カーミラ、シーラも出撃して総力戦で挑むものの劣勢という状況から、フラウの人命軽視な強制転移魔法によってマルスが帰還する展開で、相変わらずいいように解釈するヒロインたちに振り回されながらも、マルスが圧倒的な力を見せたのは流石でしたけど、最強のあの人相手はちょっと分が悪すぎましたね。2025/07/18
こも 旧柏バカ一代
25
やっぱりマルスが居ないと。モン肉食の文化のあるロンザにはハンドレッドより強い奴もいた。最終的にはマルスvsエゴールの戦いになるが、モン肉を誰に食わされたという話題となり共通の人物が浮上する。全ての元凶はカサンドラだった!その後、エゴールはマルスを兄と呼ぶようになるwめでたしめでたし。マルス以外は。2025/07/23
しぇん
20
マルス不在で戦争してる間は割と真面目に戦争していたりしましたが帰還した途端に一気にに流れ傾いた上に何時ものコメディ展開に。まさかの魂の弟が出来る展開は笑いましたが、その後の展開はまぁ、想像通りになってしまったなと。次で帝国と決着つきそうですがその後どうするんですかね?魔王でも探しに行くんですかね?2025/07/31
真白優樹
14
マルスが西側諸国を漫遊する中、イーリスとバルカンの救援に向かった妃たちとハンドレッドの面々が大苦戦する今巻。―――狂王不在の戦場に、足りぬのは圧倒的な力。 歴史と伝統のあるロンザ帝国の戦士たちと策略に大苦戦、ハンドレッドも初の敗北を喫する中、マルスが帰還してあっという間にいつもの空気になる巻であり、やっぱりマルスが最後は報われない巻である。決着をつける為に少数精鋭で向かうのは敵の中枢。後は決着まで一直線な中、果たしてマルスは最後に勝つことはできるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/07/23
ささきち
9
今回はロンザ帝国の侵略戦争!帝国がバルカンとイーリスに対して多面侵攻なんて始めてバカやな~と思っていたけどマルスがいないファルーンならば?という感じで始まったら普通に帝国優勢でびっくり!でもハンドレッドだけならイーリス戦でも兵器と戦術に負けていたし、モン肉ドーピングで強化されたゴロツキと少量とはいえ伝統的にモン肉を食ってきたり正規兵として訓練してきた蛮族相手だと資質の面で圧倒できず数で負ければ普通に負けますか。シーラの時も才能の話があったしいくらモン肉ドーピングがあっても才能や資質がある相手には厳しい 2025/08/02