中公新書<br> 世界の教育はどこへ向かうか―能力・探究・ウェルビーイング

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

中公新書
世界の教育はどこへ向かうか―能力・探究・ウェルビーイング

  • 白井 俊【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 中央公論新社(2025/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • ウェブストアに188冊在庫がございます。(2025年05月03日 07時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121028440
  • NDC分類 372
  • Cコード C1237

出版社内容情報

デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。
本書はOECDやユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育の方向性を考察する。
世界が求める能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。
各国が直面するオーバーロードや教師不足の対応策は。
そして、日本の教育に欠けているものは何か。
一人一人の子供が尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。

内容説明

デジタル化やグローバル化などの社会変化を背景に、世界各国が教育改革を加速させている。本書は国連やOECD、ユネスコなどの国際機関、各国での議論を踏まえ、これからの教育を考察する。新たな時代に求められる能力や主体性、ウェルビーイングとは何か。各国が直面する教師不足や過重なカリキュラムへの対応策は。そして、日本に欠けている点とは。一人ひとりの子供をが尊重された、あるべき教育、学校の未来を探る。

目次

序章 変わる世界の教育
第一章 教育は何を目指すべきか
第二章 「主体性」を捉え直す
第三章 子供たちに求められる「能力」
第四章 「探究」の再検討
第五章 何をどこまで学ぶべきか
終章 これからの教育はどこへ向かうか

著者等紹介

白井俊[シライシュン]
1976年生まれ。埼玉県出身。東京大学法学部卒業。コロンビア大学法科大学院修士課程修了。2000年文部省(現・文部科学省)に入省し、同省生涯学習政策局(現・総合教育政策局)、初等中等教育局、高等教育局、国際統括官付等で勤務。その間、徳島県教育委員会、OECD(経済協力開発機構)、独立行政法人大学入試センターに出向。2023年8月より内閣府に出向し、現在、同府科学技術・イノベーション推進事務局参事官(研究環境担当、大学改革・ファンド担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

江口 浩平@教育委員会

17
【教育】教育委員会で勤務しているということもあり、自分たちの施策がどのような世界的な動向を踏まえてのものであるのかを教職員をはじめとする市民のみなさんに示す必要がある。これまで様々な教育書を下敷きにして説明してきたが、本書はそのダイジェスト部分を平易な言葉でまとめてくれている。これからの教育は既存の学校システムをある程度残しつつも、こどもの多様性に応え得る、学びの場の提供になっていくということはある程度今も実感しているところである。次期学習指導要領にどこまで反映されていくか注視したい。2025/03/01

ほんメモ(S.U.)

12
著者のOECD出向やユネスコ会議参加の経験からの知見、世界各国の客観的な多くのデータから、教育とは本来何であるかの確認、現状の教育はどうなっているかを紹介、未来の教育がどうになっていくかを予想した、盛りだくさんの一冊。コンテンツ主義(何を学ぶか)とコンピテンシー主義(どのような能力を身につけるか)は、二項対立ではなく共存させていくべきというのが、わたし的には新たな意見でした。学校は単なる「就職するための能力を身につけるためだけの場」ではなく、「学ぶ意欲や学ぶ喜びを見つける場」であってほしいなと思いました。2025/04/12

7ember

7
PISAテスト、主体性、認知能力と非認知能力、など教育関連のバズワードについて各章で注釈を加えていくというスタイル。書籍全体を貫く問題設定や枠取りが希薄で研究としては物足りなさを感じるところもあるのだが、逆にいうと実務的なところで走りながら考えるには丁度いい浅さでもある。個人的には第五章のコンテンツ主義とコンピテンシー主義、キー・コンセプトをめぐる議論が大変刺激的だった。2025/03/29

リットン

6
いろんなことの専門家が、あれを教育しろ、これを教育しろ、と言ってカリキュラムと教師の負担だけが肥大化してるっていうの、ほんとそれだろうなって思う。カリキュラムは減らすほうが大変って、そうだろうなぁ。。自分の子供に勉強しなさいと言う前(というか、自分の親がそうだったように、そんなこと言いたくない)に自分が勉強する大人でありつづけたいものよ。自分と時代も地域も家庭環境も違う自分の子供の教育とどう向き合うかは、もう少し大きくなったら難しい問題になるのだろうなぁ。2025/03/14

totuboy

6
同時期に読んだ勅使河原さんの「働くということ」と比較して読むと面白い。こちらの本はどちらかというと、学習指導要領を擁護しつつ、世界の状況と比較する中で、日本の教育の長短を述べている。しかし、そもそも学習指導要領自体を疑うというスタンスも必要なのではないか。主体性や能力といった言葉は使いやすいとは思うが、どう定義していくのか。日本型教育のいわゆる「人格の完成」を目指す在り方が本当に今の世界で求められているのか、そもそもそれは可能なのか、といった点も「批判的思考」で考えたいものだ。2025/03/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22434122
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品