ことのは文庫<br> カナシミ水族館―心が泣き止む贈り物

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ことのは文庫
カナシミ水族館―心が泣き止む贈り物

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784867165591
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悲しみの記憶が光る魚や生き物となって見える「カナシミ水族館」。四人のスタッフが案内する、過去と向き合う一夜限りの優しい物語。

内容説明

過去に夢を罵倒され、友人に裏切られた事で、これ以上悲しまないよう他人を避けて生きていた高校生の律。ある夏の日、クラスメイトのあかりが手を差し伸べてくれたにも拘わらず、拒絶してしまう。人との接し方を見失い困惑していた夜、気が付くと律は謎の水槽の前に立っていた。そこは「自分の悲しみが魚になる」という、不思議な水族館。四人のスタッフに案内されながら出会う生き物たちは、優雅に泳ぎ、時折あたたかな光を放つ―。あなたの美しい悲しみに触れられる幻想的な場所「カナシミ水族館」へようこそ。心の中の自分と真っ直ぐ向き合う、涙と友情のやさしい物語。

著者等紹介

夕瀬ひすい[ユウセヒスイ]
2021年より、小説投稿サイトにて執筆を始める。現実世界にファンタジー要素を盛り込んだ文芸や、ほっこりと落ち着く日常物語、少し切ない青春ストーリーなど得意ジャンルは幅広い。本作『カナシミ水族館 心が泣き止む贈り物』にて書籍デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる子

27
どうして心は痛いのだろう。何のために痛むのか。小、中学生の頃の友達とのトラウマで人との間に壁を作る高校生の律。自分に手を差し伸べたあかりにも素っ気なくしてしまった。そして私はカナシミ水族館にいたー。ここはチケット制で自分の悲しみが魚になるところ。自分の悲しみの核を見つけられたら戻る事ができる。この水族館のスタッフ、自分の悲しみである魚とどう向き合い、彼女は核を見つけられるのか⁉️彼女の悲しみは、これから誰かを大切にし、幸せを見つけるカナシミに変わるだろう。ことのは文庫やっぱり好きだな✨2024/08/12

Mayuko Kamiwada

7
平井律は過去に友人に裏切られたことをきっかけに人を信じることができなくなった。高校生になり、クラスメイトのあかりと親しくなるが一定の距離を取り続けていた。あるとき、あかりからの誘いがあったが拒否してしまう。その夜、謎の水族館に律は立っていた。そこは「カナシミ水族館」で律の悲しみを形にした水族館。一人一人に「カナシミ水族館」があるとしたら、私はどのような水族館になっているのだろうと思った。自分の悲しみに触れるのは怖いけれど、見てみたいと思った。2024/04/12

色素薄い系

6
NetGalleyより。不思議な水族館を通して自身の悲しみと向き合っていく中で悲しみの本質を聞かされる部分にハッとさせられるものがありました。2度とは行けない場所だからこそあの場所で得たものはかけがえのないものとして残ると思うと同時に今度はそのチケットを誰に渡す事になるのか、それがさらにまた誰かに渡っていくと考えるとあの水族館は悲しみを具現化させていても優しい気持ちで満ちているのだろうなぁと思う。2024/03/08

憂希

1
★★★⭐︎⭐︎。高校生が主人公の小説を読むとよく思う事が『この本と高校生くらいで出会えていたらよかった』という事。今回もそう思った。と言うか、律が自分の学生時代と同じような事に悲しみを感じていたので、自分と重なってしまった。律にはあかりというそんな自分でさえも受け入れてくれる人がいてよかったと思った。おまけ(?)で付いていたしおりも含めてキレイなお話でした。2024/09/23

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