出版社内容情報
人々の感情が色で見える特異な体質で人生に嫌気が指していた明日菜(あすな)は、ある日リストラに遭い途方に暮れ、行きついた先で目にしたのは、「従業員急募」という張り紙。そこは、店主の柘植(つげ)と言葉を話す猫・詩(うた)が営む、魂が宿った人形の最期を見届ける「無幻堂」というお店。明日菜は、その特異な能力を駆使し、人形たちの感情を読み取り、怒りや悲しみを汲み取っていく。持ち主が手放してしまい、行き場を失った人形たちの最期に寄り添う、儚くもあたたかいハートフルドール・ストーリー。
内容説明
人々の感情が色で見える特異な体質のせいで人生に嫌気が差していた明日菜は、ある日理不尽なリストラに遭ってしまう。途方に暮れ、行きついた先で目にしたのは、「従業員急募」という張り紙。そこは、店主の柘植と言葉を話す猫・詩が営む、魂が宿った人形の最期を見届ける「無幻堂」というお店。ひょんなことから「無幻堂」で働くことになった明日菜は、人形たちの感情を読み取り、怒りや悲しみを汲み取っていく。行き場を失った人形たちの最期に寄り添う、儚くもあたたかいハートフル・ドール・ストーリー。
著者等紹介
望月くらげ[モチズキクラゲ]
徳島県出身。2018年刊行『この世界で、君と二度目の恋をする』(KADOKAWA)で小説家デビュー。以来、切ない青春恋愛小説やライト文芸、中華風ファンタジー小説など多くの書籍を刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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