地域批評シリーズ<br> これでいいのか岐阜県

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地域批評シリーズ
これでいいのか岐阜県

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784867160534
  • NDC分類 291.53
  • Cコード C0195

内容説明

どうしても地味な印象が拭えない岐阜県。しかしそのポジションは、日本のへそ・重心、交通の要衝、そして「美濃を制する者は天下を制す」とも言われる日本のセンター。名古屋にもしっかりと依存し、中京圏の一角として産業集積も進み、発展著しい。また現代産業ばかりでなく、刃物、焼物、和紙など伝統工芸も盛んである。とはいうものの、発展しているのは名古屋に近くの交通の要衝の美濃地方ばかり。対して飛騨地方はのどかな田舎で、明らかに南北のコントラストが違う。それもそのはず、美濃と飛騨はもともと同じ国ではなく、文化・風習・言葉・気質が違う。さらには歴史的にずっと疎遠な関係だったのに、強引にひとつの県にされた因縁もあり、今も両地域には目に見えない確執や対抗心、はたまた羨望めいた感情も存在している。本書ではそんな岐阜県の本質を取材やデータなどから解き明かしつつ、未来を論じていく。

目次

第1章 岐阜県を形づくる6つの個性
第2章 スゴいんだけど残念な岐阜の歴史
第3章 岐阜県ってどんなトコ?
第4章 求心力がない岐阜市とまとまりを欠く周辺都市
第5章 問題ばかり起きている中濃地域の光と影
第6章 大垣でもまとめられないバラバラな西濃
第7章 先端都市と没落タウン 鮮明になった東濃の明暗
第8章 表向きは一枚岩でも内実はバトル状態の飛騨
第9章 美濃と飛騨の競争が岐阜を強くする!

著者等紹介

鈴木ユータ[スズキユータ]
1982年、千葉県木更津市生まれ。全国各地を巡る実地取材系ライター

岡島慎二[オカジマシンジ]
1968年、茨城県土浦市生まれ。全国各地を飛び回って地域問題をえぐり出し、一石を投じるライター兼編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shoji

27
岐阜県には美濃と飛騨とで地域間対立が存在しており、そこから派生する諸問題について考察する内容だそうだ。読んでみた感想としては、美濃と飛騨との地域間対立からくる問題よりも、現下において首都圏を除くどこの地域にもある問題かと思った。産業の空洞化、人口流出、過疎化、観光地のオーバーツーリズム、平成の大合併の功罪、巨大資本頼みの地域経済といった問題について書かれています。岐阜県内の市町村を例にしていますが、これらはみな全国規模の問題。ただ、私のように岐阜初心者にとっては市町村の抱える悩みが分かって興味深かった。2024/12/02

bapaksejahtera

9
妻が岐阜の或町から戸籍が移ってきた縁で本書が回ってきた。名古屋に暫く住んでいた事もあり美濃と飛騨と共通性のない地域からなる岐阜県の不思議(どこの県も似たような物だが)は気になっていたので興味深く読んだ。週刊誌のようなタッチであるが、記述は歴史から始まり地域毎に平成大合併のあれこれやその発展格差等を述べ、コラムを交えつつ今後の方向性を示す等抑える所をは抑えている。軽めの文章でジャーナリスティックなよそ者視線が宜しい。本シリーズは県別或いは大都市別、東京特別区別に同種なものが出ている。一定数の読者は確保できる2022/09/20

くろじら

2
県内各自治体について現状とかを、少し面白おかしく書いているのだけれど、データと取材に基づいていて、かなり納得できる。私は他県出身者で、就職先がたまたま岐阜県だっただけだから、本当のネイティブ岐阜人とか役所の人が読むと違う感想になるかもしれないけどね。2021/03/30

ツッチー

1
地元民ながら地方紙を読んでないので、なかなか新鮮な発見もあって面白かった。(海津とか中津川とか、まず足踏み入れねーしw) あと地元民だからでなんとなくで思ってる感情論みたいなのを明文化されたことによる新たな認識も。2021/05/23

妖湖

0
図書館本。まあこれだけばらばらではまとまるのはむつかしいね。住み心地は悪くはないけど。2021/02/02

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