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内容説明
親しき者だけが知るピカソの素顔。女性、家族、政治、金、死をテーマに、R・キャパやマン・レイによる貴重なオールカラー写真と作品でたどる巨匠の生涯。
目次
第1章 ピカソと女性たち(アンヘレス・メンデス・ヒル;ジェルメーヌ ほか)
第2章 ピカソと政治
第3章 ピカソと家族(パブロの幼年時代;父性への初めての欲望 ほか)
第4章 ピカソと金(したいと切に願ったことをする;パブロの遺産 ほか)
第5章 ピカソと死
第6章 永遠のピカソ(「ピカソ」という名前;聖なる悪魔!)
著者等紹介
ピカソ,オリヴィエ・ヴィドマイエール[ピカソ,オリヴィエヴィドマイエール] [Picasso,Olivier Widmaier]
パブロ・ピカソの孫(パブロと愛人マリー=テレーズ・ワルテルのあいだに生まれた娘マヤの息子)。法律を学んだ後、タレントのマネージメントに携わるほか、映像のプロデューサー、コンサルタントとしても活動。近年は、多くの現代芸術やオペラの映像、服飾、デザイン、写真、建築、音楽など各分野の芸術家たちのドキュメンタリーを制作する。2011年に芸術・文学のシュヴァリエ勲章を受章している
岡村多佳夫[オカムラタカオ]
美術評論家。早稲田大学大学院博士課程修了。専門はスペイン美術史、近・現代美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風に吹かれて
16
著者はピカソの二人目の子供マヤを産んだ恋人マリー・テレーズを祖母とする。マヤは自立するためにピカソの濃い愛情から離れており、著者は生前のピカソに会ったことがなく、ピカソの死亡後から著者にとっての『ピカソ』が始まったのだという。作品の商標や『Picasso』ブランドを守るためのシステムへの関与や芸術に関わるコンサルタントなどをしているそうだ。➡2019/12/10
Hiromi kuro
1
ピカソが生涯に愛した女性(子供をつくった相手)の人数やその女性たちの詳細が読み取れ面白かった。叉、巨額の資産を相続する親族の苦悩にも触れていて読み応え有。写真も豊富、紙質もよいので此の価格は妥当。2021/05/09
まさや
0
孫が書いたピカソ。 家族は振り回されてたんだと思う。 マリー・テレーズは愛情深い人だ。2022/01/22
KARA
0
ピカソの驚異的な仕事量に改めてただただ驚愕させられ、発奮させられた。個人的にはp73, p265, p302の作品が好きだ。それらの作品どれもがドラ・マールがモデルになっている作品だということに今気付いた。自分が大好きなピカソの「泣く女」のモデルもドラ・マールだ。彼女の繊細さや孤独、悲しみが伝わってくるからなのかもしれない。2021/04/10
kaz
0
ピカソの孫(ピカソとその愛人マリー=テレーズ・ワルテルとの間の娘マヤの息子)によるもの。ピカソの私生活は有名だが、個人的にはさほど興味は無い。他の画集等でおそらく見たことのない初見の作品が多く、そちらの方が楽しめた。昔美術の本で見た山羊の像が庭に無造作に置かれていたのも面白い。 2020/07/30