出版社内容情報
シリーズ累計65万部突破!(紙+電子)
民族紛争より「おかわり」ですわ!元(?)ポンコツの大人気歴史改変ファンタジー第10巻!
書き下ろし番外編+ミーアの日記帳+描き下ろし四コマ等、豪華収録!
内容説明
“乗馬の達人”として、聖女ラフィーナに手ほどきをするためだ。調子に乗って遠乗りに繰り出すも、盗賊団に遭遇!何とか撃退したその頭は、騎馬王国の失われた第十三番目の部族―火族の末裔で、慧馬と名乗る少女だった。はるか昔に国を追われたという彼女の一族は、不作によって全滅寸前だという。馬術部の先輩・馬龍の頼みと極上のバターにつられて、敵対する十二部族との仲介役を、つい買って出てしまい…?「民族紛争より、“おかわり”ですわ!」自己流の外交戦術を携えて、いざ緊迫した族長会議へ!天馬の姫(?)が勢いで大陸の悪芽を摘み取ってゆく、歴史改変ファンタジー第10巻!書き下ろし番外編&巻末おまけ「ミーアの日記帳」&描き下ろし四コマ&コミカライズ1話分を豪華収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
40
騎馬王国編ですが、単巻では完結せず。勘違いネタや帝国の叡智ならこう考えているに違いないネタも相変わらずで良いです。ラフィーナファンには良い巻になったのではないでしょうか。蛇に繋がる者も出てきて物語は一気に進む可能性ありますね。期待したいです。2022/10/15
わたー
23
★★★★★サンクランドでの暗殺未遂事件が解決し、騎馬王国へと向かうミーアたち。その地でミーアは、飢饉のせいで略奪に手を染めた少女と出会う…という10巻。帝国の叡智()の偉業が騎馬王国にまで広がったり、現地での信奉者が勝手に増えたりといったところはいつも通りだったのだが、今回はラフィーナ嬢を抜きには話ができない。これまでは、別世界線でのアレコレもあってか、恐怖と共に語られることが多かった彼女だが、今回はほんのりラブの予感が…しかも、結ばれるには結構ハードル高い系なので余計に気になる。2022/05/15
宇宙猫
19
★★★★ 騎馬王国編。火族の再合流に尽力する。ポンコツミーアが楽しかったのに随分しっかりしてしまった。ウマ用とと気づかず馬シャン使用でイメージアップしているとか相変わらずだけど。代わりにラフィーナがポンコツになっているけど、楽しさにはつながらないのは残念かな。D2022/08/28
サンゴ
15
蛇の巫女姫があの人とは2023/09/18
M2
9
騎馬王国の美味しいものをしっかり楽しむには、そうだね、運動が必要だよね。頑張れミーア。君の頑張りが周囲の深読み&勘違いを呼んでいい流れを作ってくれるぞ。ところで今回の主軸はラフィーナさんなのね。ベルの直球にたじたじするラフィーナさんは確かに可愛い。そしてまさかの人との恋愛フラグ!? 次回の馬合わせが楽しみ。騎馬王国編完結ということは巫女姫の件も決着がつく?アベルのためにもぜひいい方向でまとまってほしい。2022/05/22