出版社内容情報
シリーズ累計55万部突破!(紙+電子)元(?)ポンコツ姫の歴史改変ファンタジー第9巻!
内容説明
戦装束(形見のドレス)に身を包み、元わがまま姫ミーアは舞踏会の扉を開いた。変化した皇女伝によれば、今夜、第一王子シオンは弟エシャールに毒殺される。兄と弟のどちらが命を落としても、未来は破滅へと向かうだろう。思いついたのは、「シオンをダンスに誘って、何も口にする隙を与えない」作戦!だがその夜会には、反女帝派による、とある企みが隠されていて―?「たったひとりの、兄弟ですのよ!」正義と公正を背負う兄と劣等感に悩む幼い弟。大国の王子たちが進む未来の前に、帝国の叡智(?)が今立ち塞がる!元ポンコツ姫が未来に挑む、歴史改変ファンタジー第9巻!書き下ろし番外編&巻末おまけ「ミーアの深食日記」&描き下ろし四コマ&コミカライズ1話分を豪華収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
28
シオン暗殺計画に潜む影とは?今回もまっすぐ生きるミーアに対し、周りの勘違いも完成されつつありますね。帝国の叡智が起こす奇跡は軌跡となる。周りの結婚の話も出てきて次のステップに移行する感じでしょうか。今後も楽しみです。2022/09/23
わたー
21
★★★★★サンクランド編完結。どこまでも自分ファーストなミーアによる大岡裁きが印象的。他にも、ついポロっと本音が飛び出してしまったことさえ、帝国の叡智による深謀遠慮の粋だとみなされるのには流石に笑った。次回は騎馬王国へ。ミーアがどんな活躍を見せるのか今から楽しみ。2022/01/05
サンゴ
15
血の通った治政が期待できます2023/09/16
T
10
シオンが盗賊団との戦闘によって落命するという運命を回避したミーア。しかし、さらなる魔の手がシオンに迫っていた。それは、シオンが弟・エシャールによって毒殺されるという未来。ミーアが悩める大国の王太子兄弟の確執へ挑む歴史改変ファンタジー、第9巻。シオン毒殺未遂や王太子兄弟の確執という難局を乗り越える過程で、ミーアがかつての敵に与えた良い影響を感じ取れて感慨深く、難局の解決方法もミーアらしく面白かったです。物語の舞台はサンクランド王国から騎馬王国へ。そこでミーアはどのような活躍を見せるのか。次回も楽しみです。2022/01/08
大島ちかり
8
大事なことが、丸く収まって良かったです。 ミーアの本性を知っていても帝国の叡智です。2023/09/29