出版社内容情報
旅の欠片、ここに集う――。『休暇』シリーズ初の短編集いよいよ発売!!癒し系異世界冒険ファンタジー!
内容説明
王都から商業国、魔鉱国、そしてアスタルニアへ―。リゼルたちの旅のこぼれ話を、様々なキャラクターたちの視点から綴る物語集。リゼルのあの傷跡の由来や、ジルの過去、イレヴンの本心、リゼルの周りのいろんな人々の口から語られるリゼルたちの様子まで、『休暇』世界を知り尽くすなら目撃しておきたいエピソードばかり。書籍10巻までの特典SSに加え、コミックス2巻までの書き下ろし短編、さらに「小説家になろう」活動報告に掲載されたSSも収録。『休暇』シリーズ待望、珠玉の短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Liuche
26
短編集もよき2023/01/25
TAMA
9
陛下、フットワーク軽い。一話目の「王様の行動すべてを読んで先に対応怠りない(なるほど、そういう補佐)宰相様」を見る(そりゃいなくなったら困るよな、周り全員)。確かに休暇だなあ。RPGしてるみたいかも。命がけだけど。イレヴンの部下もやっぱり危なくも独自の基準。本編の厚みが増した気がします2021/09/16
クドアンヌ
5
今までの特典小説集。こういうのすごく嬉しい。同じ本何冊も買えないし、お店も近くにあるとは限らないし…。他の漫画とかでも同じように特典ペーパー集作ってほしい。 書記官が不憫だったり、ジルがまだ少し良い子ちゃんだったり。リゼルが小さいときの話が結構多かった気がする。わりとよく泣く子だったのは意外。イレブンはあんまり出てこなかった?町の人たちから見たリゼルたちの話が多くて、うわさ話にこちらも混ざっている気持ちになって楽しい巻だった。2022/02/22
まぁち
2
短編集。本編はWeb版で全て既読。特典用書き下ろし小話をまとめた一冊。 リゼルの書記官、精鋭さん、イレヴン、ギルド職員、白い軍服を纏う守護者たち、他の冒険者たち視点で語られるリゼル。優秀だけど、世間からズレにズレてるのが面白すぎる。 リゼルの傷跡の原因、リゼルが消えた後の死神と陛下、リゼルと陛下の異世界間文通、ケセランパサラン飼育の背景、風邪ひきリゼル、ジルの過去など、本編の補足的なお話もあり、小話なのに充足感がありました。次の短編集も読みます。2024/08/27
ちゅん
2
リゼルたち主要メンバーの日常的な姿は勿論、王都留守番組をはじめ濃い脇役たちの姿も楽しめる1冊。2023/12/11