出版社内容情報
シリーズ累計３０万部突破！（電子書籍含む）絶好調の戦国サバイバル小説、最新刊！
内容説明
１５８０年。織田信長不在の激震がまだ関東全土へ及んでいた年。朽木の当主・基綱は悩んでいた。家督を譲る予定の息子・堅綱がまだ初々しく頼りないからだ。このままでは朽木に未来はない…そう危惧した彼は新大将・堅綱に未だ騒乱が続く美濃へ出兵を命じる。そして、舞台は関東の覇者を決める戦いへ。徳川との決戦で大将を命じられたのはまたしても堅綱だ。獅子の子落としが続く中、果たして初陣を迎えたばかりの彼が無事に任務を遂げられるのか？弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊！書き下ろし外伝×２本＋漫画：もとむらえり描き下ろし応援漫画、コミックス５話を収録！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本
87
遂に十巻。天下統一を目前に控え、後継者の育成や幕府に代わる体制作りに悩む主人公。史実同様に信長死後崩壊した織田家を見ているだけに後継者堅綱の成長が気掛かりなのだろう。原作の更新ペースよりも刊行ペースのが早いので後何巻で追いつくのか気になりつつ。外伝は遠山家と元幕府衆。次巻も楽しみ。2021/02/21
ナギ
31
基本的に大きな勢力になってしまうと相手も勝てぬとわかっていれば戦を避ける傾向にあるので、いろいろな手段を使って面白さを維持しているのは素直に称賛できる。ここからは島津と徳川を親子が主人公として攻めるという感じになるのだろうか？私が一番気になっているのは秀吉の処遇ですかね。秀吉対家康だと息子の出る幕ないのかもしれないけど使わないのも違う気がしますね。2022/02/19
こも 旧柏バカ一代
31
跡継ぎも順調に育っている。そして織田家は後継者に失敗して朽木家に吸収されてしまった。そして、徳川に牙を剥いたが。。総大将が倅とは、、遂に終わりが見えて来たか？2021/02/13
すがはら
19
後継者育成は難しいんですね。世襲だから子育てってことですし。愛情はあるけど厳しくもならなければ。堅綱が試練に負けないことを祈ります。作中でも言ってたように信長や家康の策を模倣することが多かった基綱がいよいよ手本のない新たな統治機構を考えようと悩む場面ではどんな解答を出すか興味津々でした。本当に現代まで改変されそうな重大事ですがまだ結論は持ち越しとのこと。先が楽しみです。2021/03/02
ブラフ
10
【図書館】シリーズ第10巻。2024/03/25
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