内容説明
17世紀王政復古期にクエーカー信仰を初めて体系化したロバート・バークレーによる組織神学書。
目次
英国、その他諸地域の王であるチャールズ二世へ
救いを願い求める親愛なる読者へ
神学的提題(Theses Theologicae,1675年)
提題1 知識の真の基礎について
提題2 直接的な啓示について
提題3 聖書について
提題4 堕落にある人間の状態について
提題5および提題6 キリストによる普遍的な罪の贖いと、すべての人を照らし、救いをもたらす霊的な光について
提題7 義認について
提題8 完全について
提題9 堅忍と恵みの状態から堕落する可能性について
提題10 宣教について
提題11 礼拝について
提題12 洗礼について
提題13 聖餐、すなわち、キリストの身体と血に与ることについて
提題14 純粋に宗教的で良心に関わる問題に対する世俗の為政者の権力について
提題15 敬礼と娯楽について
結論
著者等紹介
中野泰治[ナカノヤスハル]
1973年生まれ。同志社大学大学院神学研究科にて修士号、英国バーミンガム大学にてPhDを取得。現在、同志社大学神学部准教授。専門は近現代の英米のキリスト教史、クエーカーの歴史・思想研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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