出版社内容情報
本書は、不要な栄養素として除去されてきたオメガ-3脂肪酸の栄養学的重要性を発見した歴史から健康長寿の食の秘訣を示唆する現代人必読の書。
内容説明
オメガ‐3脂肪酸を知らずして脳、心臓の健康は語れない。本書は、栄養素として見過ごされてきたオメガ‐3脂肪酸の栄養学的重要性を発見した歴史から健康長寿の食を考えるための現代人必読の書。
目次
第1章 私たちはいったい何を食べれば良いのだろうか?
第2章 グリーンランドへの遠征調査
第3章 いかにしてオメガと命名されたか
第4章 ムッシュー・コレステロール
第5章 魚類の油脂
第6章 木のラードと牛の油
第7章 その化学者は料理の達人
第8章 愛と哀しみの果て オメガ‐3系脂肪酸もアフリカが起源
第9章 …そしてオメガ‐3系脂肪酸は生体膜の中に
第10章 オメガ‐3系脂肪酸はどこへ行った?
第11章 生命の火の燃焼速度 エネルギー代謝速度を決めるもの
第12章 オメガ‐3系脂肪酸を私たちの食卓に取り戻すための11のアドバイス
第13章 論より証拠
脂質・オメガ‐3系脂肪酸研究の歴史年表
著者等紹介
オールポート,スーザン[オールポート,スーザン] [Allport,Susan]
ノース・カロライナ州にあるダビッドソン大学の元客員教授。米国ニューヨーク州カトナ(Katonah)在住のサイエンス・ライターで、“The Queen of Fats”は彼女の代表作である
鈴木和彦[スズキカズヒコ]
管理栄養士、保健学博士(徳島大学)、医学博士(岡山大学)日本で最初の「アルファ‐リノレン酸強化卵」を開発。徳島大学大学院修士課程修了。米国ヴィスコンシン大学老化研究所名誉研究員として留学。元くらしき作陽大学食文化学部教授
大森豊緑[オオモリトヨノリ]
医師、医学博士(岡山大学)。米国ハーバード大学公衆衛生学大学院修了。元国立健康・栄養研究所研究企画評価主幹。元国立成育医療研究センター企画戦略局長。前名古屋市立大学大学院医学研究科教授(学長特別補佐)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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