出版社内容情報
体育科教育学の立場で、社会的課題の解決法を試みる。個人として、また組織の中でハイパフォーマンスを発揮することが求められることがある。本書では、この立場で得られた研究知見をこの課題に応用し、その解決法を提示する。
内容説明
体育の授業は、社会の縮図であるため、この授業を通して得られた研究・知見は、一般社会でも課題に応用できる。体育科教育学的アプローチによる解決法。
目次
第1章 体育科教育学とは
第2章 リアルな声を聴く―座談会
第3章 自分自身のパフォーマンス編―若手がはまりやすい落とし穴
第4章 チーム内のパフォーマンス編
第5章 組織を運営する立場のパフォーマンス編―個と全体のバランス感覚を身に付ける
第6章 絶えずおとずれるピンチ編―どの立場でも起こるピンチを学びに!
第7章 体育科教育学で解決できなかったこと
著者等紹介
成家篤史[ナリヤアツシ]
帝京大学教授。博士(教育学)。スポーツメンタルトレーナー資格保有。小学校教諭を11年間勤めてから大学教員になる。専門は体育科教育学。主な研究として、組織文化という視点から捉えた教師の指導観形成、N―感覚的アプローチがある
石塚諭[イシズカサトシ]
宇都宮大学准教授。修士(教育学)。小学校教師を17年間勤めてから大学教員になる。専門は体育科教育学。主として、体育授業における即時的な計画修正に関する研究やボール運動・球技領域における実践研究を行っている
阿部隆行[アベタカユキ]
玉川大学准教授。修士(教育学)。特別支援学校、中高一貫校、高校、教育委員会で15年勤めた後大学教員になる。専門は体育スポーツ教育学、教師教育学。主として「コミュニティシップ」に着目して、異質協働的な授業研究会における教師の成長、異年齢集団における体育スポーツ活動の教育効果などについて研究している
大熊誠二[オオクマセイジ]
東京国際大学専任講師。修士(教育学)。20年の現場経験(中学校教員)を経て大学職。GIGAスクール時代におけるICTを利活用した体育授業の実践研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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