出版社内容情報
宇多田ヒカル、椎名林檎、King Gnu、Kohh、米津玄師、藤井風……ポップスの歌詞を楽しむための音響論的転回! 音声詞学の入門書。
内容説明
魔法のような「作詞術」がわかる。オノマトペ、音象徴、ポケモン言語学…最新の学術研究もふまえ、うたの分析に「音響論的転回」をもたらす音声詞学の入門書。
目次
序章 音の織物(火星の音楽学者―言葉の響き)
第1章 歌詞の響き(歌と歌以外の情報―言葉の意味;たくさんの「ん」とひとつの「ん」―発音と音素 ほか)
第2章 音象徴(可愛い音響兵器―PONPONPONの分析;音象徴と忙しい言語学者―プラトンとZeebra ほか)
第3章 音響サブリミナル(無声閉鎖音が示すもの;風の音象徴―King Gnuと森山良子の摩擦音 ほか)
第4章 音声詞とコンダライズ(音声詞(1)―意味からの脱出
音声詞(2)―体系化された音象徴、オノマトペ ほか)
著者等紹介
木石岳[キイシガク]
音楽家。山口県下関市生まれ。エレクトロニカ・ユニットmacaroomで作詞作曲および編曲、プログラミングなどを担当。作曲家の川島素晴とともにジョン・ケージ演奏のプロジェクト『cage out』をリリース。音楽家の知久寿焼と共同プロジェクトで『kodomono odoriko』をリリース、NHKドラマ『星とレモンの部屋』の主題歌提供と劇伴制作。スコットランドやイングランドなど海外アーティストとのコラボレーションも多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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