出版社内容情報
累計51万部突破のベストセラー日記シリーズ最新刊!
「大原先生、もっと叱ってください」
パート保育士の並田さんが私だけに聞こえるようにつぶやいた。
「叱ってください」が業務指示なのか、怠慢を責める叱責なのか、私には見
当がつかず、「ええ」とあいまいにうなずいた。(本文より)
お散歩、お昼寝、おむつ替え…
ぜんぜん人手が足りません
現役の派遣保育士が目撃した、保育園の内実、
保育士たちの力関係、保護者には言えない話。
保育業界のオモテとウラ、その笑いと悲哀の記録。
●目次より
どこの園でも人手不足/どうしても好きになれない子/
正規vs非正規、園内ヒエラルキー/お昼寝タイム、賛否両論/
派遣保育士・時給1800円/叱る保育士、叱れない保育士/
重労働の「クラスだより」/給食の残飯問題を考える/鼻ほじり競争 … etc.
内容説明
「仕事に追われまくる仕事」。現役保育士が垣間見た、保護者には言えない話。
目次
第1章 保育士の多忙すぎる日々(某月某日 使えなくて困るのよ:人生不足という現実;某月某日 どういうわけか派遣保育士:あこがれの職業 ほか)
第2章 保護者には言えない話(某月某日 新人時代:生き残るための処世術;某月某日 女はゲンキン、男は…:小さなウエディング ほか)
第3章 どうしても好きになれない子(某月某日 保育士失格:嫌いでけっこう、コケコッコー!;某月某日 噛みつき癖:絶対に目を離さないで ほか)
第4章 叱る保育士、叱らない保育士(某月某日 産休代替要員:保育室の秩序は…;某月某日 ダンス嫌い:「やりたくない…」のワケ ほか)
著者等紹介
大原綾希子[オオハラアキコ]
1974年、京都府生まれ。大学卒業後、人材派遣会社、団体職員を経て、40歳をすぎて一念発起し、保育士資格を取得。正社員として就職するものの、勤務早々に「ブラック保育園」とわかり、1週間で退職。あこがれの「保育士」をあきらめきれず、派遣保育士に。孤高のフリーランスとしてさまざまな保育園に勤務する中で見えてきた、リアルな保育業界の実情を本作につづる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kinkin
キック
ノンケ女医長
けいこ
おいしゃん