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出版社内容情報
■7 人に 1 人、「境界知能」の当事者が書いたライフハック。
■ベストセラー『ケーキの切れない非行少年たち』(宮口幸治、新潮新書)の影響でにわかに知られるようになった「境
界知能」という言葉。一般的に IQ が 71 以上 85 未満で知的障害(知的発達症)の診断が出ていない人に対して使わ
れる言葉で、人口の 14%、7 人に 1 人、全国民のうちの 1700 万人が該当すると言われている。境界知能に関する
書籍は出版されているが、当事者として自らが記するのは、本書が初となる。
一般的な IQ の人と比べると、勉強や仕事、人間関係など困難を抱える一方、知的障害のように福祉の支援の対象
とはならない。このグレーゾーンの生きづらさ――「お金」「仕事」「メンタル」「コニュニケーション」「学習」……など――
をどのように解消し、あるいは付き合っていくかを著者が自身の経験を通してライフハックとして語っていく。その悩みや
解決法は境界知能の当事者はもちろん、それ以外の人にも参考になるはずだ。
・コアターゲット:境界知能当事者、その保護者・パートナーなどの周囲の人。自身が境界知能である可能
性を感じている人。
・サブターゲット:境界知能ではないが、境界知能の人と同じような悩みを抱いている人。「社会問題として
の境界知能」に関心がある人。
内容説明
「生きづらさ」を抱えた人が幸せに生きるためのコツが満載!
目次
まえがき 境界知能の当事者による「生きづらさ」解消法
序章 「境界知能の人」が見えてくる僕の遍歴
第1章 数々の失敗から得られた日常のコツ―家事・生活
第2章 自分を満たすと、人間関係がうまくいく―コミュニケーション
第3章 失敗・先延ばし上等の自己管理術―計画・習慣
第4章 「普通の人」には理解できない能力の磨き方―学習
第5章 ノイズを消し、思い込みを壊す方法―メンタルヘルス
あとがき 境界知能の人がもっと生きやすくなるために
著者等紹介
なんばさん[ナンバサン]
1991年生まれ。境界知能の当事者。境界知能ユーチューバーとしての活動をメインに、たまにスポットでウーバーイーツでの配達を入れるなどして、一人暮らし生活をやりくりしている。専門学校卒業後、アルバイトを経て、正社員として5年半働く。退職後、障害者雇用、A型作業所、フリーランスなど、さまざまな働き方を経験。28歳のときに「発達障害」「うつ病」と診断され、治療を受けたり、環境を変えたりしても、なかなか生きづらさは軽減されず。IQ84という知能検査の数値が気になってリサーチしたところ、IQ70~85未満の領域にあたる「境界知能」であることを自覚。「境界知能独自の生きづらさとその解消法」について認知拡大のために活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かいてぃ〜
チヒロール
鳩羽
しゅんぺい(笑)