内容説明
「吸って吐く」から「吐いて吸う」へ。呼吸を意識するだけで人生はうまくいく。
目次
第1章 息と呼吸法
第2章 宇宙と気
第3章 意識と気づき
第4章 丹田と肛門
第5章 からだと心
第6章 魂って?
第7章 加藤俊朗×谷川俊太郎 特別対談
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。詩人。52年、詩集『二十億光年の孤独』でデビュー。詩作を中心に作詞、翻訳、劇作、絵本、映画脚本・監督などジャンルを超え活動している。62年『月火水木金土日のうた』で日本レコード大賞作詞賞、75年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、82年『日々の地図』で読売文学賞、ほか受賞・著書多数
加藤俊朗[カトウトシロウ]
1946年、広島生まれ。呼吸家。国際フェルデンクライス連盟公認講師。厚生労働省認定ヘルスケア・トレーナー。産業カウンセラー。横河電機グループや医療法人などを通して、加藤メソッドの呼吸レッスンやカウンセリングを約20年以上にわたり全国各地で開催。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
51
【人が息をしている ひとりぼっちで 苦しみを吐き出して 哀しみを吸い込んで 人が息をしている(詩集『手紙』の「息」より)】「吸って吐く」から「吐いて吸う」へ――。ゆったりした時空を生きるための呼吸法を、詩人が呼吸の先生に問いかける書。2021年刊。詩人は「まえがき」で、<何につけても速度が重要視されるこの時代だが、スローフード、スローライフというようなことも言われ始めている。加藤メソッドは、この“今”を通して“永遠”につながること、この“ここ” を通して“宇宙” につながることを目指している>と―― ⇒2024/12/17
ふみふみ
10
呼吸家という名称に波紋の達人か!?と興味がそそられ手にとりました。内容は谷川さんとのゆるふわQ&Aで、コラムの肛門パチンコには笑ってしまいました。加藤さんの呼吸レッスンは付録のCD収録。ヨガ、瞑想のメソッドをシンプルにわかりやすくした感じかな。2023/01/15
Tatuyuki Suzuki
7
最初は良いかなって思って読んでいましたが、スピリチュアルな話が出てきて残念な気持ちになった。2024/07/23
茶々吉(パーソナリティ千波留)
4
みのおエフエム 2023年10月11日放送の「図書館だより」で紹介するために読了。詩人 谷川俊太郎さんが「呼吸」を教えてもらっている加藤俊朗さんとの共著。 息を吸ってから吐くのはラジオ体操の呼吸で、本来は吐いてから吸う、という話は、発声の基本と同じだと思った。 健康も病気も夜 作られるので、 健康になりたいなら寝る前に呼吸法のトレーニングをすると良い、心の病を持っている人には特にお勧めとのこと。 薬などと違って、副作用の心配がないのだから、試してみる価値ありと思う。2023/10/10
英磨
2
呼吸の先生と呼ばれる加藤俊朗氏に対し、詩人の谷川俊太郎氏が問いかけをし答えて行く形で綴られている。呼吸法と深呼吸との違い、気持ちを落ち着ける方法、意識の集中、心の正しい使い方が学べる本。吐いてから吸うことが呼吸で、気づきやすくなり、穏やかにもなれる。「有難う」や感謝の言葉を伝えることの大切さも分かった。2025/01/05
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- 和書
- 学校その自由と権威