出版社内容情報
〝世界の台所探検家〟として100以上の台所を巡った著者が、旅先での実体験をもとに、携帯食、テイクアウト、屋台食など、生活スタイルの違いによってさまざまな様相をみせる世界中のお弁当とソトごはんを一冊にまとめました。
内容説明
世界の暮らしに出会える。箱に収まりきらないお弁当。「世界のお弁当 日本で再現レシピ」も掲載。
目次
第1章 メニューに注目 世界のお弁当(カラクッコ/フィンランド 「森と湖の国」で包む1キロ超えのライ麦弁当;エマダツィ/ブータン 見つからない竹籠弁当箱と唐辛子煮 ほか)
第2章 スタイルに注目 世界のお弁当(おかず棚/インドネシア 弁当も食事もガラス棚からセルフで;シェアスタイル/トンガ のんびり南の島国の分け合う昼食 ほか)
第3章 お弁当持たずにソトごはん(ピエチョンキ/ポーランド 焚き火専用鍋で雪の中の外時間;マッカラ/フィンランド 森でもサウナ後でもソーセージさえあれば大丈夫 ほか)
日本で作る世界のお弁当レシピ(エマダツィ/ブータン;サンバル/インド ほか)
特集(街なかで買って路上でぱくり 世界のサンドイッチ;道端で食事を調達する 世界のストリートフード ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コピスス
11
世界十数カ国のお弁当を取材した本。岡根谷氏が一般家庭にお邪魔してご飯作りを体験しそれを味わう。写真も多くてほんとに面白く、楽しみながらでもあっという間に読んでしまった。私も「ランチは屋台で購入」とか「毎日、チーズサンドしか作らない」という国で生活したい!(高校生にお弁当作り続けて現在5年目です)余談ですが、この本に出てくるブータンの「エマダツィ」を現地で食べましたが、ほんとに辛くて胃の中が熱くなったことを思い出しました。2025/06/01
mame
6
世界の食の話はおもしろい。お弁当文化、日本と違うところが多くて興味深かった。2025/06/01
金吾庄左ェ門
6
世界では弁当と言う概念が存在しないとは聞いていましたが、そう呼んでも差し支えのない国もありますし、弁当が存在する国もあります。ブータンやインドの弁当箱の話は非常に面白かったですし、トンガの食事情も良し悪しありますね。ボツワナは米と衛生管理の事情が違いすぎるのですね。台湾の日本とは違う進化を遂げた弁当の話も面白かったです。後半のソトごはんも、サバイバルというか日本でやればマナー問題に発展する事が十分に予想されます。2025/04/28
Witch丁稚
2
ライ麦の皮で主食と密封調理と持ち運び容器を兼ねていて合理的。自然享受権は日本にはないので山で勝手に山菜を取ってはいけない。曲げわっぱ的立ち位置のバンチュン。鳥に食われないの?→そりゃ食べられるよねのアーロール。増殖するお供物あげなきゃいけないところ。牛、ヤギ、馬、水牛などに比べてラクダのミルクが一番特徴がない。ラクダは砂漠の船、ナツメヤシは生命の樹。野生のデーツに出くわしてみたいしフレッシュのデーツも食べてみたい。2025/05/24
Eddie
1
弁当というにはちょっと違うものもありましたが、どのページを開けても食欲をそそられるものばかり。各国の上等なレストランに食べに行くよりも、こちらの方がはるかに美味そうに見えました。 表紙のタイトル、「ソトごはん」の文字はもっと大きくてもいいと思います!2025/06/05
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