出版社内容情報
現役のJRA調教師・小桧山悟氏が、2015年から2019年まで連載していた週刊「競馬ブック」の連載「馬を巡る旅」。本書はここから、競馬や、神馬、草競馬そして馬に関わる人々など、国内外での取材事に撮影した珠玉の写真をまとめました。未発表の写真を数多く掲載、馬文化を見つめる専門家としての視点が、多くの作品で表現されています。
内容説明
JRA調教師がカメラに収めた馬たちの姿。
目次
神馬にみちびかれて(神馬;賀茂競馬 ほか)
草競馬の愉しみ(ンマハラセー;さがら草競馬 ほか)
海外遠征(済州島;ニューマーケット)
馬のいる風景(誘導馬;馬の温泉 ほか)
著者等紹介
小檜山悟[コビヤマサトル]
1954年生まれ。兵庫県西宮市出身。1969年単身アフリカに渡り、ナイジェリアの高校に留学。帰国後、東京農工大・馬術部を経て、1981年JRA調教助手。調教師免許取得は1995年。翌年厩舎開業。通算288勝(2023年2月末現在。中央214勝・地方74勝)。2008年の日本ダービー、スマイルジャックで僅差の2着。浅田次郎、萩本欽一、故・志村けんなど著名人を馬主にもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もだんたいむす
3
人の身近に馬はもう居ないんだなぁー。特別な日や競馬関係の写真集。アクロバティックな馬よ乗り方や、可愛らしいお馬さんとかが良かった。2024/12/27
サクラ
3
実はもっと自然な馬が見られるのかと誤解していました💦重たい甲冑を付けて乗るだけならまだしも後ろ向きやら逆立ちをしながらも乗る…馬たちはそんなときは何を思っているのでしょう?2023/06/03
恵
2
図書館より。写真は個人的には好みに合いませんでしたが、馬事文化の継続に情熱を注がれてるのだなという事は伝わりました。相馬野馬追の騎馬武者は勇ましく、実際に見てみたいと思いました。2023/06/13
沖縄電鉄社長
1
狙ったわけではないが、氏の調教師最後の週末に読むことができた。 沖縄こどもの国でのンマハラシー(ンマハラ「セ」ー表記は第2回まで)に参戦した田中勝春騎手も今年調教師に転身。二度と戻ってこない場面に思いを馳せる。 2024/03/01