出版社内容情報
美しいビジュアルとわかりやすい解説が人気の、教室シリーズ35弾。数学の面白くてためになる不思議な世界を覗いてみよう。
数字、暦、ピラミッド、雪の結晶、ハチの巣、、、身のまわりのものや事柄を「数学」の視点から見るとこんなにもワクワクする！
本書掲載予定のQ＆A一部
★数学は何の役に立つの？
★「数」の概念はどうやって生まれたの？
★古代ではどんな数字が使われていたの？
★「素数」ってなに？
★どうして暦には「１２」がよくつかわれるの？
★数学を学問として始めたのは誰？
★円周率は何の役に立つの？
★「雪」の結晶の形が人工的に見えるのはどうして？
★「関数」ってなに？
★「微分」「積分」を簡単にいうと？
★「次元」も、数学と関係あるの？
★「九九」は世界共通なの？
★いまだ解明されていない数学の難問について教えて！、、、
内容説明
美しい写真とシンプルなＱ＆Ａで伝えるビジュアル図鑑。計算が苦手な人でも大丈夫。面白い・すごい・楽しい。好きになる数学。身のまわりの「数」「図形」「数式」の不思議に迫る。
目次
数学の分野
数学は何の役に立つの？
そもそも「数」ってどうやって生まれたの？
１時間が６０分なのは、どうして？
古代では、どんな「数字」が使われていたの？
「ゼロ」という概念も古代からあったの？
「素数」って、なに？
素数のほかにはどんな、数のグループがあるの？
数学のある風景＃１
ハチの巣は、どうして六角形なの？〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
修一郎
90
「笑わない数学」や「数学者はキノコ狩りの夢を見る」が面白くて数学気分が上がってたところに本屋で見かけてつい読んでしまった。ヴィジュアル優先で薄味な本なのに数学の未解決問題をそのまんま載せていてポアンカレ予想は「単連結な３次元閉多様体は３次元球面S3に同相である。」だって。これじゃ全然わからないじゃん。TVだと宇宙の形はどんなのだ問題として説明してあったのにそのへんはもうちょっと工夫した説明が欲しいところだ。インド数学のお話しは良かった。「カブレラ数」「タクシー数」…面白いねぇ。2022/12/13
道楽モン
27
ふんだんに写真を使った数学啓蒙書。看板に偽りなしで、まずはヴィジュアルで圧倒される。確かに黄金比やフラクタルなどは視覚的要素の方が印象に残る。内容は一般的な啓蒙で、万遍なく広く薄い。が、興味を持たせるという目的には十分で、ぎっしり詰め込まれた小ネタは読んでいて楽しい。 それにしても編集プロダクションであるサティスフィールドという会社の仕事っぷりは実に見事。監修もしっかりなされており、コンビニ売りのライター本とは一線を画している。版元のイメージアップにも確実に貢献している。写真の使用料もadobeで節約。2024/03/13
だいご
7
きれいな写真と惹きつけるQ&A、文章量もそんなに多くなく読みやすい。中学・高校レベルの数学でほぼわかるし、分かってなくても十分楽しめると思う。2022/11/19
ぱぴい
7
蔦屋書店で見つけた。この美しい雪の結晶に魅せられて。今なら、この雪の結晶が表紙になっている理由にうなずける。この形は、相似の形が連なる「フラクタル」と呼ばれるもので、20世紀初めにスウェーデンの数学者コッホが、こういった図形を考え出したものの、すでにそれ以前に自然界に存在していたというもの。本書は、こういった美しい写真と豆知識ばかりで、コーヒー片手に眺めるような気分で読むのにぴったり。この本を読んで、たしかに数学には美しいという形容がぴったりくる学問だと思えた。嬉しい！この本、シリーズなのね。次は花に！2022/09/19
Eri
5
面白い。 理解が追いつくところも、そうでないところもあるのだけれど、それでも面白い。世界が広がる感じがするって言うのかな。 写真やイラストが多く、とっつきやすいのもいいと思う。その分、字が小さくなってしまっているのは仕方がないけれど。 カプレカ数6174とか、ミュンヒハウゼン数3435とか、すごいな！2024/03/12
