出版社内容情報
「アリエナイ理科」シリーズの最新刊は毒の本!
薬理凶室の代表・くられ先生の単著として、「毒」に特化した書籍が出来上がりました…! そのほとんどを新規記事で構成し、既に発表しているネット記事には大幅に加筆・修正を加えて最新情報にアップデートしています。
生物・化学につながる毒性学について楽しく学べる、新たなる魔導書の誕生です!!
前書き(一部抜粋)
「毒というものは、避けるべきものである」
まずまず、多くの人にとって、毒に対する共通認識はこんなものでしょう。
しかしながら、目に見えて毒なもの、例えばハチやヘビといった毒を持つ生き物をぼんやりと判別できるくらいで、実際に毒自体は目に見えないし、もしくは判別できないものであることが大半です。ゆえに、有毒のヘビやハチそっくりに多くの生き物が、その虎の威を借りた「擬態」という形で身を守るために便乗しているわけで、自然界でさえ完璧に判断できる生き物は存在しないといえます。それだけに「毒がある」というのは、畏怖であり脅威なのです。
内容説明
空間除菌、危険ドラッグ、青酸カリ、サリン…世界は毒に満ちている。毒物の魅力と魔力を解き明かす。毒にまつわるアブナイ講義。
目次
01 毒が無さそうな毒 毒がありそうな毒(ウソ・大げさ・まぎらわしい…健康食品の真実―毒性サプリメント;もはや社会性毒物といえるインチキ雑貨―空間除菌の重い罪 ほか)
02 有名な毒(エナドリやコーヒーは1日何杯までOK?―毒にも薬にもなるカフェイン;ガクッと意識を失わせることは可能?―クロロホルムの本当のところ ほか)
03 殺すために作られた毒 化学兵器/農薬(種類・歴史・致死量…基本を解説!―化学兵器ってなあに?;化学兵器の始まりは塩素ガスだった…―窒息剤とびらん剤の歴史 ほか)
04 心を変えるために作られた毒 麻薬(規制薬物じゃないから安全…ではない!―脱法ドラッグの実態(前編)
合成大麻類似成分が悪用された…―脱法ドラッグの実態(中編) ほか)
05 あらゆる薬と毒の宝箱 自然毒(人間には無害でもペットには有害…―毒のある観葉植物;暗殺兵器として使われるが…―最強植物毒リシン ほか)
著者等紹介
くられ[クラレ]
サイエンス作家、科学監修作家。シリーズ累計25万部以上の「アリエナイ理科」シリーズを始め、楽しい科学書の分野で15年以上活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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うみ
Urmnaf
akiakki
akiakki
ぷくらむくら