内容説明
中央線の１３０年を地図の上で訪ね歩く。
目次
１ ＪＲ中央線全線編（ＪＲ中央線のルーツは玉川上水の舟運にあり；東京～高尾駅間の１時間で東京都特有の地形を体感 ほか）
２ 都心（東京～代々木）編（帝都の玄関・東京駅が現在の場所にある理由 東京駅；“裏”だった東京駅八重洲口 大丸百貨店と新幹線で発展 東京駅 ほか）
３ ２３区西部（新宿～吉祥寺）編（新宿駅が複雑な構造なのは甲州街道と青梅街道が原因 新宿駅；中央線にふたつの新宿駅？関東大震災を機に統合 新宿駅 ほか）
４ 多摩（三鷹～八王子）編（太宰治が愛した跨線橋と謎に包まれた三鷹事件 三鷹駅；数奇な運命に翻弄された三鷹の武蔵野競技場支線 三鷹駅・武蔵境駅 ほか）
５ 高尾駅以西・五日市線・青梅線編（甲州へ向かうための難所 小仏トンネルの大工事 高尾駅・相模湖駅；崖下の駅・上野原と四方津 山中のエレベーターの秘密 上野原駅・四方津駅 ほか）
巻末付録
著者等紹介
岡田直［オカダナオシ］
横浜都市発展記念館・主任調査研究員（学芸員）。１９６７年生まれ。東京大学文学部卒業、京都大学大学院修士課程修了（専門は人文地理学）。書籍編集者を経て現職
栗原景［クリハラカゲリ］
旅と鉄道、韓国を主なテーマとするフォトライター。１９７１年生まれ。出版社勤務を経て２００１年からフリー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ショア
25
中央線のへーなトレビアが多かった。新宿から東京駅までの蛇行路線になった由来や信濃町や百人町、立川など軍関連由来の事柄が多いことが分かった。井伏鱒二は荻窪に住み文人が阿佐ヶ谷会に集った。2022/12/31
しょ
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とても面白かった！！過去の写真や資料も豊富に掲載されていて、イメージがわきやすかった。 雨宮敬次郎についてもっと知りたい。2022/11/29
なかりょう
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多摩地域や中央線にちなんだ書籍を最近よく読んでいます。自身も国分寺に引っ越して3年経ちましたが、初めて知るような事が多く、地域への愛着が湧いてきました。コロナ禍が終わったら色々と散策したいです。2022/01/24
kaz
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地図で読み解くと表現するほどの印象は無いが、沿線開発のエピソード等は面白い。図書館の内容紹介は『ＪＲ中央線沿線の地理や成り立ちから現在までの歴史を、豊富なビジュアルと簡潔な解説で紹介する。東京～高尾駅間にある32駅の特徴とデータ、ＪＲ中央線の駅メロ一覧も収録。データ：2020年９月現在』。2021/01/26
