カクテルキス文庫 神様のお嫁様

橘 かおる【著】

Ｊパブリッシング（2019/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 238p／高さ 15cm
• 商品コード 9784866692104
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

火の山の神・遠雷は気性が荒く、頻繁に大噴火を起こし神々の顰蹙を買っていた。見兼ねた高天原の主は「愛し子を得れば、温和になろう」と美しい珠を出す。その中に愛らしい神『美珠』が眠っていた。美珠は、「芙都」と名のり、形代達に傅かれ、大切に育てられ麗しく成長していく。愛しいと思う心を抑えられず、遠雷は「気持ちよくしてやる」と芙都を弾けさせ、温かい蜜液を迸らせる。陶酔の中、挿入によって契りを交わし。蕩けるような神々の溺愛。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）]

【芙都、愛している。おまえの全部を俺にくれ（遠雷）】エロス度★★遠雷×芙都♡神様同士の恋で源氏物語風味が魅力。〝神主サマはスパダリでした〟へと繋がるスピン作品で、翔真や右京が少し登場。荒ぶる火の山の神・遠雷が高天原の主から任された子育てを通じ、芙都に対して発揮する過保護な溺愛や抑えられないくらいの情欲を覚えるのが萌えた♡芙都も大切に育てられるあまり世間知らずな部分もありますが遠雷大好きっぷりが可愛く、濡場でのイチャイチャが悶え♡楓や形代たち、白、綿津見、珊瑚と脇キャラの魅力もあって素敵な作品でした。

2019/06/29

[きょん]

『神主さんはスパダリでした』スピン。荒ぶる火の山の神を穏やかにするために生まれた芙都神を溺愛子育てするのが微笑ましい。マグマで眷属の珊瑚を全滅させられた海神の怒りも分かるけど、逆鱗をふさいで大爆発したらまた海が被害を受けるとか考えなかったんだろうか？

2019/06/25

[マシュ]

ブックパス。どっちがスピンなのかはわからないけれども『神主サマはスパダリでした』は読んだ記憶がある。（内容はおぼろげ）ドッカンドッカン火山を噴火させ神気を解放させる遠雷の振る舞いはきちんと事情があったのだが、荒くれものにみられてしまう遠雷を落ち着かせようと、美神の珠を預けられ育てるよう命じられる。誕生した少年が身の美しさにメロメロになる遠雷。成長を見守りながらの二人の神の恋。海方向にマグマを流してたら海の神ワダツミが珊瑚を死なせたと恨まれていることが火付け役。コチラもスピンオフあるのかな。サラリと読了。

2019/11/05

[ちょこ]

【紙】リンク元は未読。黒龍が好きだったのですが、溺愛執着ものでもなんだろう…ちょっと物足りなく感じました。ほぼ子育てから始まったからか違和感も。サクッと読了。

2019/07/04

[おかーきゃん]

アンリミ

2020/04/01