出版社内容情報
いつまでも消えない疲労感、倦怠感――それは「気のせい」ではなく病気です。コロナ後遺症の代表的な症状の1つとしても注目される「慢性疲労」について、名医がその原因と、解放されるための治療法、そしてさまざまなセルフケアを解説。慢性疲労に苦しむ多くの方に、健康的な日々を取り戻していただきたい、そんな思いを伝える1冊です。
内容説明
「慢性疲労」は、脳と迷走神経の炎症による細胞の機能異常が回復すれば、それだけで治る病気です。諦めずに方策を探せば必ず回復への道にたどりつきます。
目次
第1章 いつまでも消えない慢性疲労の正体(コロナ後遺症が慢性疲労をつくる;ワクチン接種後症候群が慢性疲労をつくる;筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)が慢性疲労をつくる ほか)
第2章 慢性疲労の治し方―治療法とセルフケア(複数の治療法とセルフケアを組み合わせる;上咽頭擦過療法(EAT)を行う
セルフケアの基本「鼻うがい」を行う ほか)
第3章 つらい慢性疲労から解放された(ワクチン接種後症候群から職場に復帰できた;HPVワクチン接種後の体調不良から復学を果たす;体位性頻脈症候群(POTS)とコロナ後遺症が解消。再び仕事へ ほか)
著者等紹介
堀田修[ホッタオサム]
1957年、愛知県生まれ。防衛医科大学校卒業。医学博士。「木を見て森も見る医療の実践」を理念に掲げ、2011年に仙台市で医療法人モクシン堀田修クリニックを開業。特定非営利活動法人日本病巣疾患研究会理事長、IgA腎症根治治療ネットワーク代表、日本腎臓学会功労会員。2001年、IgA腎症に対し早期の段階で「扁摘パルス」を行えば、根治治療が見込めることを米国医学雑誌に報告。現在は、堀田修クリニックならびに社会医療法人明陽会成田記念病院(愛知県豊橋市)にて、同治療の専門外来、普及活動と臨床データの集積を続けるほか、扁桃、上咽頭、歯などの病巣炎症が引き起こすさまざまな疾患の臨床と研究を行う。近年は(上咽頭擦過療法)による「新型コロナ後遺症」への取り組みも注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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