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出版社内容情報
20年間トヨタの研修を依頼され続けている著者による、トヨタ自動車で実践されている人づくり「強い現場を支える人材つくり」D.M.P研修紹介。「社員一人ひとりの習慣」の総和、リーダーが育つ風土を耕し続ける、人を育てる仕掛け等まとめた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹本明
62
株式会社DMPの代表取締役、早矢仕氏が書いた本。トヨタ自動車の第一線研修のリーダー育成で20数年の実績があり、内容的にも納得のいくものばかり。現場での実践を通して「人間力」「思考力」「内省力」をどう磨くかについて書かれてある。「モノづくりは人づくり」と、トヨタは「人間力」の教育に並みならぬ力を入れており、組織の強さ・頼もしさをすごく感じる1冊である。早矢仕氏のDMP研修についても細かく書かれてあり、中でも「人としてのあり様」についての記事が一番印象に残った。再度納得のできるまで読みなおしてみたい1冊である2025/02/16
ゆうゆう
9
組織は人、そこに集まる人の資質で決まる。いくら優れたリーダーがいたところで、リーダー一人きりの働きでは、限界がある。一人一人の現場人を育てることで現場力をあげる。人間力のある人材をどれだけ育てられるかに、企業の今後はかかっていると言っても過言ではない。現場主義、一石二鳥どころか一石四鳥の効果を狙う研修。企業(この場合はトヨタかな)の本気度がわかる。2019/03/06
hirokishi
1
トヨタの河合副社長の話が出てくるが、印象的なのが、自動機があるが、不良品がなぜでるのかわからないので人の手作業に切り替えるという話。トヨタの人財育成らしい。人を巻き込むには論理さも大事だが、感じさせる、熱意が大事だ。また頭を良くする言葉遣いもリーダーとなる人に参考になる。いらぬことさ言うな。結論を先に言え。曖昧な言葉は使うな。無意味語、飾り言葉、丁寧語を打ち切れ。質問された言葉で応えよ。一回で済むことは一回で言え。呼びかけるときは名前を言え。常に意志を言え、状態を言うな。2020/11/19