岩波文庫<br> 源氏物語〈2〉

岩波文庫
源氏物語〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 414p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003001523
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0193

出版社内容情報

主人公源氏の胸中に深く刻まれた継母藤壺への思慕を出発点として,栄光と寂寞の生涯を辿った四四帖.そして息子薫の世界を描く宇治十帖.始発から終末まで七十年余の時代を追うこの物語には王朝文化の粋が結集され,後世に絶大な影響を与えた.三条西実隆筆青表紙証本を底本とし,複雑な文脈を解きほぐす注を施す.

内容説明

「須磨」から「初音」にいたる12篇を収める。弘徽殿大后の怒を被って明石に逃れた源氏の許に帰京を求める宣旨が下った。再び繁栄の道を歩み出す貴公子源氏。彼を頼って上洛する明石上。紫上の嫉妬。あでやかな男女の織りなす心理の絵模様が次々と展開されてゆく。

目次

須磨
明石
澪標
蓬生
関屋
絵合
松風
薄雲
朝顔
乙女
玉鬘
初音

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

21
和歌を訪ねる旅②。明石君「思ふらむ心のほどややよいかにまだ見ぬ人の聞きか悩まむ」薄く香が匂う紫の薄様に、心の奥の逡巡をあらわすように濃く薄く紛らすような筆跡。受領クラスの出である明石君は身分的にはそれほど高いものではありません。しかし、光の君はこの文(ふみ)を見て、「やむごとなき人にいたう劣るまじう上衆めきたり」と思い、都の教養ある女性にも劣らないと一層心を動かされるのでした・・・。2015/08/24

ほーりー

1
源氏が一気におっさんなってもうた。しかし相変わらず業が深い男だ。2011/12/14

なんとかさん

0
全編読み通す事を目標に読んでいてるけれど、次第に光源氏の独特の感覚が掴めてきたように思う。2017/03/19

MatsumotoShuji

0
041227

MatsumotoShuji

0
040614

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