山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由―「地域再生はインバウンドから」を合言葉に名湯の復活を目指す

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山奥の小さな旅館が連日外国人客で満室になる理由―「地域再生はインバウンドから」を合言葉に名湯の復活を目指す

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866670027
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C2034

出版社内容情報

大分県・湯平温泉にある小さな老舗旅館『山城屋』は、「稼働率100%」「顧客満足度全国第3位(トリップアドバイザー調べ・日本の旅館部門2017)」「従業員の完全週休2日、盆暮れ正月休み」など、ホテル旅館業界では驚異の経営を実現している。その理由と経営ノウハウを初公開する。

内容説明

メールでの問い合わせに4ヵ国語で対応、旅館までのアクセスを動画にしてYouTubeにアップ、客室のテレビで観光案内、SNSを使った自社予約への誘導など…、さまざまな工夫で顧客満足度が向上!!「歓迎されている安心感」を実感していただくために心がけていることとは?

目次

第1章 顧客満足度全国三位の「古くて小さな旅館」(「ふるさと」の復活をめざして;外国からのお客さまをいかにもてなすか;お客さまの八割が外国人;外国人旅行者はここが違う)
第2章 最高のおもてなしは「安心感」(おもてなしは空港に到着したときから;外国人宿泊客に対応した環境をつくる;親密なコミュニケーションで「安心」を考える)
第3章 山城屋は完全週休2日制、盆・暮れ・正月も休み(「開店休業の日々」から連日満室状態へ;旅館でもできる「ワークライフ・バランス」;旅館業は生涯現役)
第4章 稼働率一〇〇%の鍵はネットの活用(なぜ山城屋は稼働率一〇〇%なのか;SNSを使ってお客さまを増やす;近隣の観光地を「動画」で案内する;ポスター、パンフレットのつくり方・使い方;地域社会全体で変えていく;「適正利益」を最大限に追求する)

著者等紹介

二宮謙児[ニノミヤケンジ]
1961年大分県生まれ。県立大分商業高校卒業後、大分県信用組合勤務。現在、有限会社山城屋代表。2003年、地域活性化会議「石畳浪漫プロジェクト」を提唱し、湯平温泉の空き店舗対策、街並み景観統一整備事業に取り組む。04年、町おこしイベント「湯平温泉ボンネットバス」を企画し、由布院~湯平間の復活運行を行う。07年には町おこしイベント「ツール・ド・湯平サイクリング大会」を企画、実行委員長として韓国、台湾と自転車大会を通じた国際交流を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

23
この方の視点お、行動力が凄い。もちろん、すべてが上手くいったとは思えないし、書かれていないことも多いと思う。お客様の立場でとは、言い尽くされているが、実際、なかなかできることではない。それと、家族経営という立ち位置をブレることなく貫くうえで、いろいろな取り組みをする。今の時代の流れや使えるツールも使う。週休2日というのが、すべてを物語っている。単に、今ではなく、次の世代へという思いにも溢れている。2017/09/13

おおたん

18
地元大分県は、湯布院町の湯平温泉にある旅館「山城屋」さんによるインバウンドのお話。インバウンドという視点で話が進みますが、外国人のおもてなしはもちろん、サービス業として、宿泊業としての姿勢が感じられる内容で仕事にも役に立つお話でした。特に響いた内容は「サービスは形のない財〜、お客様がお帰りになる際のちょっとだけ見せる笑顔に表現される」「〇〇らしさ、という言葉は時代とともに変化するもの」旅館経営という視点もそうですが、地方経済の活性化のヒントに繋がる内容が多く、大変、勉強になりました。2021/04/12

おせきはん

7
現地までのルートマップの作成、マナーの動画での説明、明日のスケジュールの確認などの「安心感」を与える取り組みが外国人観光客に評価されています。完全週休二日制で、盆・暮れ・正月は休む働き方も、無理がなくていいですね。2017/08/15

モビエイト

5
小さな旅館でも知恵を絞れば、稼働率100%、週休2日、盆、正月も休む事が出来るのだと思いました。民泊も良いけど旅館の稼働率をもっと上げていくことで、地域の活性化ができるのだと思いました。2017/08/11

peko

4
日本の家族経営の旅館の良さが詰まっている。泊まりたくなるし、こういう旅館が増えていってほしいな。 観光振興のおかげで、今までにないくらい観光業が盛り上がっている中、日本の旅館はインバウンド需要に対応できず衰退していくばかりだという。都市部にはどんどん新しいホテルや民泊が開発されているが、本当に新しい施設が必要なのか!?日本の伝統的な旅館の良さをもっと活かせないのか。とても考えさせられる。2017/11/12

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