内容説明
てんぷらの起源は?天ダネの揚げ方のこつは?揚げ油と粉の選び方は?家康はてんぷら食中毒で死んだ?!90年代の油と小麦粉の状況は?日本和食文化史的、食品衛生学的にみるてんぷらのあれこれ。
目次
第1部 天麩羅の由来(天麩羅の誕生;天麩羅の語源;日本文化が生み出した天麩羅)
第2部 天麩羅の上手な揚げ方(油・小麦粉・天つゆ;えごま(荏胡麻)油の再評価
遺伝子組換え植物油の問題
ジアシルグリセロール(ジグリセライド)
天麩羅に適した胡麻油の栄養学的評価
天麩羅に使う鍋と箸
小麦粉の選び方と扱い方のこつ
揚げ方のこつ各論)
第3部 食生活の変化と天麩羅(健康と食生活)
著者等紹介
小林勇[コバヤシイサム]
昭和3(1928)年生まれ、医学博士(公衆衛生学)神奈川県立平塚工業学校応用化学科卒。陸軍予科士官学校六十一期甲生徒より復員。星薬学専門学校卒。国立公衆衛生院を経て、川崎市衛生研究所。元日本公衆衛生学会評議員9期27年間。元日本社会医学会名誉会員。元ユーコープ商品検査センター所長。平成20(2008)年80歳引退。文学歴:山岸外史日本リアリズム文学研究会会員、かわさき文学賞受賞。かわさき文学賞選考委員。元川崎文学賞の会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。