出版社内容情報
「魔道祖師」の墨香銅臭が描く中国BLファンタジー最新作 待望の第4巻!
黒水鬼?での一件は、天界を揺るがす悲痛な幕切れを迎え、黒水沈舟と風師(フォンシー)は姿を消した。 謝憐(シエ・リェン)は花城(ホワチョン)とともに千灯観へ赴くが、突然錯乱状態に陥った彼に押し倒され、唇を奪われる。深く抱き合い、貪り合ううちに、謝憐(シエ・リェン)は自分の中に抑えがたい感情があることに気づくのだった。そして、銅炉山が開かれる――。百年に一度、銅炉山では数多の鬼が殺し合い、最後に残った者だけが三界を震撼させる「絶境鬼王」となる。君吾(ジュンウー)と花城(ホワチョン)の駆け引きの末、新たな鬼王の誕生を阻止すべく花城(ホワチョン)と二人で鬼の群れに潜入することになる謝憐(シエ・リェン)だが――?
内容説明
黒水鬼〓での一件は、天界を揺るがす悲痛な幕切れを迎え、黒水沈舟と風師は姿を消した。謝憐は花城とともに千灯観へ赴くが、突然錯乱状態に陥った彼に押し倒され、唇を奪われる。深く抱き合い、貪り合ううちに、謝憐は自分の中に抑えがたい感情があることに気づくのだった。そして、銅炉山が開かれる―。百年に一度、銅炉山では数多の鬼が殺し合い、最後に残った者だけが三界を震撼させる「絶境鬼王」となる。君吾と花城の駆け引きの末、新たな鬼王の誕生を阻止すべく花城と二人で鬼の群れに潜入することになる謝憐だが―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さこぽん
29
なんでかこれで完結だと思い込んでた(笑)。まだ続くのでよかった。読み終えるのがもったいなくてちびちび読んでるのに、面白すぎていつのまにか夢中でページを捲ってしまう。 鬼王の誕生を阻止するために銅炉山に入山。いろんな目に合うけど、今回は笑える箇所が多い。花城の「結んじゃった」にド・きゅん♪ さりげなく庇う動作にときめく☆2025/05/07
優輝
15
まずは表紙がまさかの3巻の最後の方でびっくり 今回は二人の仲の進展はあまり見られないけど 上天庭の荒ぶりようがすごい霊文がまさかの動き出し遂に引玉と権一真の関係や雨師と裴茗の関係が明らかになってあっとゆう間に読み終えてしまった 烏庸国の過去と太子と仙楽国師の関係も気になるところですね 毎回思うけど早く次が読みたい2025/04/10
まぁ
13
普段は兄さんなのに真面目な話の時には殿下なのはあざといし花とともに現れる花城さん、殿下へのアピールが強い。新たな鬼王の誕生を防ぐために山に潜入するんですがひたすらいちゃいちゃしているとなった、周りから見てもあなたの鬼王なんだとによによしていると再び神様の過去に殴られるし、謎が生まれたので続きがすでに気になります。2025/04/15
さとみん
11
これまでの事件と関わった人が繋がってきて、かなり入り組んだ話になってきた。しかし天官は飛昇しても元々の人間臭さは抜けないんだなあ…。天界の人間関係も呆れるほどドロドロだ。そのせいか威容がだんだん憎めなくなってきたあたり、自分の感覚もズレてきたらしい。過去の出来事はどれも重たいのに、吹き出しながら読めてしまうやりとりもあって楽しい。2025/05/03
かりぐらし
9
新鬼王の誕生阻止に向かった謝憐と一向。前回までとは雰囲気が少し変わって冒険譚風で面白い。小さくなった花城と手を繋いで移動する謝憐と二人の小指を赤い糸で「結んじゃった」花城が最高すぎた。天庭人とはいえ元々は人間である神官たちの、人間関係のもつれが4巻のメインとなる。まさかの霊文から始まり、引玉、雨師、それぞれの過酷な過去が明かされる。霊文のパワハラセクハラ被害も可哀想だが、天才と同じ時代に生まれてしまった引玉のエピソードが切なくてなんとも言えない。5巻も楽しみ。2025/04/03