プーチン〈上〉生誕から大統領就任まで

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プーチン〈上〉生誕から大統領就任まで

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  • サイズ 46判/ページ数 592p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560094976
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「最新かつ最良のプーチン伝」池田嘉郎氏推薦!

本書は、「世界が対峙している男」、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンの生誕から、ウクライナ戦争に至る現在までの70年を網羅した、圧巻の伝記だ。
プーチンの幼少年・青年期以来の個人的な資質、その後の経歴から得た歴史観、社会観、手法、西側との関係性を丹念に追いかけ、詳述する。彼自身の言動や各種情報源を無批判に羅列するのではなく、同じ内容に関する彼の発言の変化をとらえた上で比較考察し、さらにその変化そのものから背後にある真相を把握するという、きわめて周到な分析を試みている。これが、本書の記述の信頼性を増し、本格的な伝記たる所以だ。
BBC特派員(モスクワ、ワシントン)を経て、伝記作家として活躍する著者は、ロシアのウクライナ侵攻後に本書に加筆しているが、この暴挙も、以前に執筆した内容に見事に当てはまり、違和感がない。それまでの検証の正しさが、図らずも証明された形となっている。
8年がかりの調査取材によって執筆された本書は、読みやすさと充実のボリューム、高い精度の分析を兼ね備え、類書の追随を許さない。まさに「プーチンの真実」に迫る必読の書。

内容説明

元BBC特派員の伝記作家が、8年がかりの調査取材と精細な筆致で、70年に及ぶ経歴、言動、個性、思考を徹底検証。

目次

第1章 バスコフ小径
第2章 法的おべんちゃら
第3章 ボリショイ・ドーム
第4章 ザクセンでの静かな日々
第5章 バック・イン・ザ・USSR
第6章 灰色の枢機卿
第7章 ネヴァ川からの眺め
第8章 モスクワのお作法
第9章 モノマフの冠
第10章 垂直権力

著者等紹介

ショート,フィリップ[ショート,フィリップ] [Short,Philip]
1945年生まれ。BBC海外特派員(モスクワ、ワシントンなど)を長年務めた後、ポル・ポト、毛沢東、ミッテランの「決定版」とも言うべき大部の伝記を手がけてきた作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

19
上巻は生い立ちから大統領就任まで。プーチンの人格形成に関する記述が特に印象に残る。プーチンの父親も無口で感情を表に出そうとしなかったそうだ。プーチンの学生時代の親友が、プーチンとの間には絶対に超えてはいけない暗黙の境界線があったと述べている。喧嘩に明け暮れた少年時代を経てサンボや柔道に夢中になる。スパイ映画に魅せられKGBへ。諜報機関員として必要な資質は元々身についていたという。何があっても感情を抑え込む習性が染み付いているが、稀に感情を爆発させる場面もある。力の信奉者としては一貫している。2023/12/29

むっち

3
図書館本、分厚い本文468頁の大著(しかも上だけ)だが、案外早く読めた。プーチンの生い立ちから大統領として権力者となるまでを描いているが、祖父は共産党幹部のお抱え料理人、父親は反ファッショ戦争を闘い戦後は工場で働く共産党員として育ったソ連の中流階級出身のプーチンが当初から政治家志向の幹部とは視点が違うが、子ども時代にソ連版007映画ともいえる「盾と剣」をみてKGBに憧れてKGBに就職したくだりとか、帝国ロシアと革命ソ連までの国家への矜持をもって権力者となっていく人間としての変化を知ることができ興味深い。2023/12/17

ブルーツ・リー

3
プーチンを批判的に書いた書。生育過程から、強さを求める、非常にマッチョな価値観が一貫しているように思われた。 弱いものを嫌い、国家としても、個人としても、強くある事を求める事で一貫していて、その辺りが、国内に置ける強権的な統治だったり、果ては戦争にまで行き着く考え方なのかな、と思った。 ただ、弱い相手を徹底的にやっつけてしまうと猛反撃を受ける事も承知しており、弱者のため、というよりは、自らのため、ではあるが、自国にとって何が最大の利益をもたらすかを考える、リアリストの面を持ち合わせた人物のように思われた。2023/10/12

K.C.

2
今、 #ウクライナ に侵攻しているロシアのプーチン大統領の評伝。前半は大統領就任まで。我々が目にする冷徹な外見や言動と、それに至るまでのさまざまな内面が見え隠れする。権威主義のトップとしてはある種の憧れを持たれるなとも思う描写。下巻へと続く。2024/01/11

yes5&3

0
プーチンはどこからプーチンになったのか。不良の少年時代、サンボと柔道に夢中な学生時代、人好きの感じ全くないと妻語る、TVの影響でKGBへ。東ドイツに家族で赴任し物が入手容易で驚く。サンクトペテルブルグでサプチャークに仕えて市長補佐。政治家よりも官僚を好む。賄賂を強要しないが謝礼はもらう。ソ連崩壊後の実業家は私有の資産を売買(違法)していたギャングから適法に成長しプーチン支援。エリツィンはツアーリのように横柄だがプーチンは側近が権威を設定。不人気エリツインから引き継ぐチェチェン対応で国内の人気を博す。下巻へ2023/12/18

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